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なきすぎてはいけない の商品レビュー

4.5

21件のお客様レビュー

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2023/10/27

7歳からおすすめ。 親子での読み聞かせでゆっくりと読みたい。 読後は、自分と父母とも語りあいたくなった。 作者の理想は、そこにあるように思う。

Posted byブクログ

2023/09/21

私が居なくなったら孫たちは泣いてくれるのだろうか。 泣いてくれなくてもいいけど時々思い出してほしいなあ。 私はずっと孫のことを心配し続けるのだろうなあ。 人は実際に死んだときと、生きている人から忘れられたときが本当に死んだときだと何かで読んだ気がする。 孫とおじいちゃんの確かな絆...

私が居なくなったら孫たちは泣いてくれるのだろうか。 泣いてくれなくてもいいけど時々思い出してほしいなあ。 私はずっと孫のことを心配し続けるのだろうなあ。 人は実際に死んだときと、生きている人から忘れられたときが本当に死んだときだと何かで読んだ気がする。 孫とおじいちゃんの確かな絆の話だった。

Posted byブクログ

2023/08/03

去るものは勝手なことを言う。 でも去るものだから言ってもいいんだろう。 届かないのだから。 泣きすぎても、泣かなくても、生きていくのだから。

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2023/06/09

おじいちゃんから孫へ送るメッセージ。 亡くなったことを知らない孫へ。 知れば泣くだろうと… だけど弱虫は好きだ。人の悲しみを思いやれるから。 泣いてもいい でも泣きすぎてはいけない わたしがすきだったのは わらっている おまえだったのだから 最後の言葉が心に沁みる

Posted byブクログ

2023/09/07

大切な人との別れや死についての話なので、子どもに合ったタイミングで、その子と信頼関係のある大人が、無理なく必要な時に読んであげたらいいと思う。 「人はだれでもいつかは亡くなります。おじいちゃん子だった孫にとって祖父の死は最初の試練かもしれません。愛しい孫へ、勇気づけ希望になるメ...

大切な人との別れや死についての話なので、子どもに合ったタイミングで、その子と信頼関係のある大人が、無理なく必要な時に読んであげたらいいと思う。 「人はだれでもいつかは亡くなります。おじいちゃん子だった孫にとって祖父の死は最初の試練かもしれません。愛しい孫へ、勇気づけ希望になるメッセージを残したい。そんな思いが全篇からにじみ出てきます。」

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2022/10/12

お兄ちゃんはわたしの「しあわせをいのっている」のだろうか。もしそうだったなら、勝手に死なないでほしかったんだけど。 うーん。お兄ちゃん自身のことと、わたしのこととは、別々のことになるかな…? 「わすれていい わたしのことは  わすれたくとも わすれられないのだから」 「でも ...

お兄ちゃんはわたしの「しあわせをいのっている」のだろうか。もしそうだったなら、勝手に死なないでほしかったんだけど。 うーん。お兄ちゃん自身のことと、わたしのこととは、別々のことになるかな…? 「わすれていい わたしのことは  わすれたくとも わすれられないのだから」 「でも ときは わすれさせてくれる  それは やさしい いのちのしくみ」 「ないてもいいけど なきすぎてはいけない」 わかるんだけど、このままでいいのかなぁとか、おもうのだけど。 お兄ちゃんが好きだったわたしは、少なくとも、いまのわたしのようなひとではないのだろうな。 でも、いつかわたしが亡くなったときは。 生きてるひと達に忘れられていいし、笑っててもらいたいかな。

Posted byブクログ

2021/09/25

ないてもいい さびしいのだもの でも なきすぎてはいけない わたしがすきな おまえは わらっていた おまえだから わすれていい わたしのことは わすれたくても わすれられないのだから でも ときは わすれさせてくれる それは やさしい いのちのしくみ なくなったもの...

ないてもいい さびしいのだもの でも なきすぎてはいけない わたしがすきな おまえは わらっていた おまえだから わすれていい わたしのことは わすれたくても わすれられないのだから でも ときは わすれさせてくれる それは やさしい いのちのしくみ なくなったものは だれも いきているもののしあわせをいのっている ただそれだけを 内田麟太郎・作 たかすかずみ・絵 優しい、温かく、思いやりのこもった、絵と文章です。なくなったひとから、こんな言葉をもらったら、泣いてしまうでしょう。前へ進む一歩になる、素敵な絵本です。 なきすぎては いけない

Posted byブクログ

2020/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これも内田麟太郎さんの本。 うちでは長男がおじいちゃんにだいぶかわいがってもらっているので、おじいちゃんが登場する絵本がないかなぁと探していて、出会いました。よくある絵本はおじいちゃんはしわしわでヨボヨボに描かれている(笑)。でも元気でひょうきんだったりする。 この本ではおじいちゃんは顔ははっきりとせず、心象風景的に描かれているが、少年にいろんなことを教えくれ、一緒にたくさんの経験をする頼もしいおじいちゃん。 でも最後死んじゃうので、あんまり子ども向けの本ではないかも。おじいちゃんから、たくさんのことを受け継いでいくという素敵な物語です。

Posted byブクログ

2018/03/21

「亡くなった者は誰も生きている者の幸せを祈っている。ただそれだけを」「だから泣いてもいいけど、泣き過ぎてはいけない。私がいなくなっても」「私が好きだったのは、笑ってるお前だったのだから」 内田麟太郎・作&たかすかずみ・絵「なきすぎてはいけない」、2009.5発行、祖父から孫へのメ...

「亡くなった者は誰も生きている者の幸せを祈っている。ただそれだけを」「だから泣いてもいいけど、泣き過ぎてはいけない。私がいなくなっても」「私が好きだったのは、笑ってるお前だったのだから」 内田麟太郎・作&たかすかずみ・絵「なきすぎてはいけない」、2009.5発行、祖父から孫へのメッセージです。

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2016/11/19

人はなくなってもその子供に、その孫にず~とず~と受け継がれていく。 その人と過ごしたことを忘れていても、何かの拍子に思い出す。 同じ体験をしている。 だからなきすぎてはいけない、亡くなった人たちは、いつでも大切な人たちをずっと見守っているのだから。 輪廻というとオーバーですが、魂...

人はなくなってもその子供に、その孫にず~とず~と受け継がれていく。 その人と過ごしたことを忘れていても、何かの拍子に思い出す。 同じ体験をしている。 だからなきすぎてはいけない、亡くなった人たちは、いつでも大切な人たちをずっと見守っているのだから。 輪廻というとオーバーですが、魂はずっと受け継がれていく、だから生きているときは目の前にあるもの、身近な人達との時間の大切さを感じました。 平成28年11月8日(火)  5年1組

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