悪魔の調べ(上) の商品レビュー
- ネタバレ
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19世紀の兄妹と現代女性の物語が交互に進行する。現代女性は彼らの子孫のようだ。 南仏レンヌル・シャトーのエピソードが物語に絡んでくる。 古い屋敷の敷地の忘れられた霊廟、なんて設定でつい手に取った図書館の本、だけどなんせ長い。 上巻でへとへと。 そして意地で上下読んで、最後にガッカリ。 教訓。好みでないと思ったら途中で読むのをやめましょう。
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舞台は1890年代と2000年代。それぞれの時代のヒロインをドビュッシーがつなぐ。ドビュッシーの伝記を出版するため取材で立ち寄ったパリで見つけたのは、自分にそっくりな人物が描かれたタロットカードだった。 もうちょっといい邦題なかったんかい。中身は面白いのにタイトルかわいそう。
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19世紀末と現代のフランス南西部レンヌ・レ・バン 過去と現代が交錯するラビリンスに続くケイト・モス2作目 現代に生きる作家のメレディスが自分のルーツを探しに レンヌ・レ・バンを訪れ、そこに住んでいた17歳の少女レオニー達に 起こった事件の真相を解いていく。 19世紀末のレオニーと...
19世紀末と現代のフランス南西部レンヌ・レ・バン 過去と現代が交錯するラビリンスに続くケイト・モス2作目 現代に生きる作家のメレディスが自分のルーツを探しに レンヌ・レ・バンを訪れ、そこに住んでいた17歳の少女レオニー達に 起こった事件の真相を解いていく。 19世紀末のレオニーと現代のメレディスの話が平行して 進んでいきます。 ラビリンスで登場した人物も出てくるので先に ラビリンスを読んでだ方がおもしろいです。 ケイト・モスの作品は悪は初めから悪なので、 大どんでん返しがなくてスッキリ読めます。
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19世紀末と現代が交錯するファンタジック・歴史ミステリ。 パリで育った17歳の娘レオニーが音楽会に行くと、暴動に巻き込まれて、兄と命からがら脱出。 恋人を亡くして以来乱れた生活をしていた兄のアナトールにはまだ何か秘密がある様子… 親族の誘いで南仏に向かうのもこれ幸い? 現代では、...
19世紀末と現代が交錯するファンタジック・歴史ミステリ。 パリで育った17歳の娘レオニーが音楽会に行くと、暴動に巻き込まれて、兄と命からがら脱出。 恋人を亡くして以来乱れた生活をしていた兄のアナトールにはまだ何か秘密がある様子… 親族の誘いで南仏に向かうのもこれ幸い? 現代では、ドビュッシーについて本を書いている研究者の女性メレディスが、早くに別れた実の母のことを知りたいと思っていると、タロットカードの占いに誘われます。描かれた絵は誰かをモデルにした物らしく、非常にリアル。その後、母の家系をたどろうと生まれた土地を訪ねると、泊まったホテルはかってのお屋敷… パリの社交界や南仏の邸宅など、旅行気分も味わえます。 ダ・ヴィンチ・コードがお気に入りなら、これもいいかも。
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