CasaBRUTUS特別編集 日本で一番おいしいもの。 の商品レビュー

マガジンハウス

2011/12/03

「日本で一番おいしいもの」

このタイトルはいかにもって感じる。人は「一番○○なもの」っていうのに弱いから。

雑誌だけでなくテレビでもランキングものって本当に多い。人はそういうのに弱いってだけでなく、好きってことなんだろう。
でも、個人的にはそういうものに左右されてしまうことを戒めたいと思っている。そんな考えを持って、このムック本をあらためて開いてみた。
そして、思った。この本で紹介されている「一番美味しいもの」というのは、紹介している人たちにとっての一番であって、他の人々が食べても一番になるとは限らないという、当たり前のことを。

紹介されているものにまずいものはないだろう。もし食べてまずいと感じたとしても、それはその人の好みに合わなかったということにすぎないだけだろう。食の専門家たちが、味をどう表現し、どう評価しているのか、さらにその評価の根拠はどういうことなのか、そういうところを読むのは確かに面白い。すると、高評価のものはつい食べてみたくもなる。結局、読者の自分は食べたければ食べてみればいいのか。食べた結果、美味しいのかまずいのか、自分で評価すればいいのか。まんまと出版社の術中に陥るだけかな。

2009/10/20

「日本で一番おいしいもの。」

どんな美味しいものが載っているのかなと楽しみに。
実際、食べた事ないお店が沢山あって、世の中まだまだ未知の体験があるんだろうね。
性格の問題だろうけど、一旦気に入ってしまうと浮気をしない。イタリアンはここ、中華はここみたいに。本書は、パンや寿司、イタリアンやフレンチなど、カテゴリーも色々にまとめてあるから見ていて楽しく、お腹がすいて来る。
次の帰国には参考にしようと。でも、こういう雑誌って、中国ではなかなか無いだろうな。