サムはけっしてわすれません 改訂版 の商品レビュー

イブ・ライス(著者),あきのしょういちろう(訳者)

2024/08/07

動物園の動物におやつをあげるサム。
おやつをあげ忘れることは決してないけれど…。
いろいろな動物が出てきて幼い子でも楽しめる絵本。

【ママ評価】★★★
タイトルが独特でなんだか興味をそそられた。
優しい絵に優しいストーリーで起承転結がありつつも安心感のある絵本だった。
期待を裏切らないストーリーというか、結末はわかってるんだけど、ちゃんと予想通りの結末でホッとする感じ。

【息子評価】★★★
けっこう口を挟みながら聞いていた。
「ぞうさんはおなかをすかせていたんだね」
「ぞうさんはふうせんをもってきたんだね」
「さむはおいしいおいしいごはんをごちそうするんだね」
長い言葉を喋れるようになったな、と息子の成長を改めて感じた。
でも絵本の内容に合っていないことも言うので、まだまだ幼いんだな、とも思って愛しく感じた。
2歳10ヶ月

2019/02/04

動物園に行ってから動物の絵本が大好き。
働く人に焦点をあてた、なかなかない話です。
ライオンにあげる肉はなんの肉だろうとか、このやり取りは毎日やってるのか、それともサムが餌やりの方法を変えてみたのか、なんて無粋なことを考えながら読みました。

2013/10/11

動物園の飼育係サムは
３時になると動物達にエサをやります。

いろいろな動物に、好物のエサをやりますが
ゾウさんだけは何も貰っていません。

「ぼくのこと、わすれたのかい？」

いえいえ。
サムはたくさん食べるゾウのために
ワゴンを干草でいっぱいにしてきたのでした。

忘れられてしまったと思い込んだゾウさんの
眼の切ないこと！

カラフルな風船が随所にたくさん描かれ、
動物達もたくさん出てきて、
小さい子に読んであげるのに調度よい本です。