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デザインと死 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2010/06/17

黒川雅之氏のお話を伺う機会がたびたびあって、いつも、なるほどそんな視点があるのかと、感銘を受ける。そんな黒川氏の著書をようやく読んだ。 生きているという奇跡。 つくらずにはいられない衝動。 少し、 生きていくことに対して、肩の力を抜けたような気がする。

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2009/10/04

(↑五つ星、という表示の星印が、なんだかそのように見えない不思議なシステムを利用しています(笑)。間違いなく五つ星の作品) 喜び、というしかない。出逢えたことの喜び。 internetで出逢ってしまわなくて良かった。blogで読んでしまっていたら、この書物を手にすることはなかった...

(↑五つ星、という表示の星印が、なんだかそのように見えない不思議なシステムを利用しています(笑)。間違いなく五つ星の作品) 喜び、というしかない。出逢えたことの喜び。 internetで出逢ってしまわなくて良かった。blogで読んでしまっていたら、この書物を手にすることはなかった。 本というのは、その装丁デザイン、使われた紙、選ばれた文体、余白、、、その全てをもってして作品なのだなあと思う。書物というプロダクトの美しさ。 珠玉の一冊、というのはこういう作品を呼ぶのだろうなと思う。 節々に、生命(いのち)を感じさせること。黒川さんの用いる宇宙と生命(いのち)の捉え方が美しい。 向き合う姿、感じ取る姿に美があり、その人があり、世界が宿る。 存在のもつ可変性と不変性。感じることでしかみえないはっきりとした世界。 抱きしめたくなること。社会を、人類を、ではなく抱きしめたい人がいることということの実感。 黒川さんが名古屋ご出身であることと、4月4日生まれでいらっしゃることも、今日(こんにち)の私にとって嬉しい偶然であります。

Posted byブクログ