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次世代金融ビジネスの潮流2009 の商品レビュー

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2009/10/07

著者は野村総合研究所の複数の研究員である。どの章を担当しているのか、情報は それだけだが、信頼性に疑問を投げるほどでもないと、個人的は思う。 内容は、ざっくりいって、 1.リスク管理:バーゼル2、リスク管理、コーポレートガバナンス等 2.ホールセール:SFAS157の影響、ソル...

著者は野村総合研究所の複数の研究員である。どの章を担当しているのか、情報は それだけだが、信頼性に疑問を投げるほどでもないと、個人的は思う。 内容は、ざっくりいって、 1.リスク管理:バーゼル2、リスク管理、コーポレートガバナンス等 2.ホールセール:SFAS157の影響、ソルベンシー2の影響等 3.アセットマネジメント:ソブリンの影響、不動産市場のポテンシャル等 4.リテール:個人の多様性に着目した製品 以上の4つである言える。まぁ、モレは多少あるが、恐らく今の自分へのインパクトは 極めて小さいと断言できる。 上から順に幹だけ説明すると、バーゼル2ってのは新しい自己資本規制ルールで、 これによりリスクの査定が変わった。それも含め、そもそもリスク管理はちゃんと してるのか?コーポレートガバナンスって本当に機能してるのか? そこらへんが重要って事。次に、ホールセールだが、これはまぁ興味があったら 調べて見て欲しい。結構面白いので。ソルベンシー?は、保険版バーゼル?といった感じ。 AMは政府ファンド(ソブリン)がいるよって話(笑)と、不動産って以外と 魅力的って話(これいつの時代もあるな(爆))リテールはそのまま。 結構普通の話が多かったが、金融に疎い自分にとっては得るものが多かったのも事実。 しかし、株式の取引をやっていて「儲かった」「損した」といっている人がいるが、 そもそも絶対値的な話が多く、αとβをちゃんと確認しているのか不思議である。 このαとβの話なくして、株式の利益の話は出来ないんじゃないのか? ってのが個人的な意見だが、本書とは全く関係のない話(笑い) 本書の内容は、上記に書いたとおりタイトル通りタイムリーな内容になっており、 基本的には期待を裏切らないと思うし、ざっくり知るには不都合はない。 以上

Posted byブクログ