カプチーノ(1) の商品レビュー

吉住渉(著者)

2018/08/18

ちょっとなかなかの衝撃作だった。1話の終わりから何かしら裏切られるとはわかっていたし、なんとなく裏切られ方も予想はついたけど、颯介が最初から最後までいいとこなしなんだもの。この作者さんこんな終わり方も描けるのね。大学時代からの恋人で自然に同棲始まって結婚すると思ってたってなんてリアルなんだろう。颯介の相手高校生はないでしょーと思ってたけどなんだかんだの女子大生。しかも自分のそんな話を親友だからって在と共通の友達に話すなんて頭悪い。しかもそーゆう時もあるとか正当化してたり、愛菜を泣かせたくないってなに。なかなかのクズ男だった。もっと最後はギッタギタにしてやればいいのにと、そこだけが引っかかった。大人の恋愛と言われればそうだけど、若干後味の悪い終わり方だったかも。

2013/10/15

吉住先生の作品でこんなにどろどろしたのは初めて読みました。一度裏切られてたらなにもかも許して元通りにはならないよね。リアルだなあ。主人公はがんばったけど、ソウスケ最低すぎ。。

2011/04/26

大学から付き合ってた彼と就職を機に同棲し始めるが、塾講師の彼が近づく高校生と浮気したことでうまくいかなくなる。
仲良かった大学生四人が成人して、少しずつ生長する話。
ていねいに描かれています。
吉住渉は少女漫画しか読んだことなかったけど、最近こういった感じのが増えてるみたいだからチェリッシュも読みたいな。

2010/11/30

友達から借りてすぐに読破。

社会人2年目の彼氏彼女が同棲する所からスタートする話。

あまりにも在に自分をシンクロさせ過ぎて、本当に怖くなった。
現在の私が抱える一番の恐怖が、描かれていた。

信じたいのに、信じれない状況を考えるとそれだけで涙が零れる。
だいすきなんだよなあ。

とてもとてもツラい内容だけれど。
とてもとても考えさせられる本でした。

2010/07/24

面白さは普通。
けれど重要なのはこの作品の終わり方にあると思う。
この物語の終わり方はハッピーエンドではない。けれどバッドエンドでもない。
重要なのはハッピーエンドではないという点、つまり、ハッピーエンドじゃない物語も書けるという点。

漫画など物語全般に言えることだが、ハッピーエンド志向の日本の傾向は好きじゃない。
特に少女漫画はその傾向が強い。
ハッピーエンド自体は嫌いじゃない。むしろ好きだ。
だけど、バッドエンドを描くことで反感を買うなら、クリエイターはハッピーエンドしか書かなくなってしまう。
結末がわかっている物語ばかりじゃ、面白くない。

この作品は一冊で完結していることもあり、読者の反感を恐れることがないためこの終わり方を取れたのかもしれないけど、
それでも違う終わり方もありうるという選択肢を広げただけで価値のある作品だと思う。

どうなるかわからないからこそ、裏切られるかもしれないからこそ、展開がひっくり返るぎりぎりの場面では面白く読めるのだ。

2010/07/08

読んでもむなしい気分になるだけだから…
と日頃から少女漫画を避けていたのに
つい出来心で読んでしまいました。
第一話目からアンハッピーなラストを示唆され、
どうなるやら、とどきどきしていたら
予想通り、読み進めるごとに
悪い方向に傾いていき、グッタリ。
同棲→男の浮気→破局、だなんて恐ろしすぎます。

2010/05/06

大学の時からの恋人と同棲を始めるけど…。

現実でよくある話だけど
よくあるからこそ面白かったかな。

2009/10/04

やっぱり同棲はするもんじゃないね（笑）

なぁなぁになっちゃうよ。

別れてからも男は２年間足踏みして気持ちひきずってて一般論の男の方がひきずるを思い出す。
（少女マンガだから女の子にエール贈るためでもあるだろうけど＾）

てかこの先生の漫画って最近大人向けの冊子でも描いてるからか、なかなかリアル（笑）
絵も、ファッション雑誌読んだりしてるし本人も洋服好きなんだなぁ〜って思う。