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ミスミソウ(3) の商品レビュー

4.3

22件のお客様レビュー

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2022/03/20

押切氏の中にある「容赦を一切しない暴力的なまでの精神性」をむき出しにした作品のラスト。 これを読んでから、氏の様々な最新作を読むと、見えかたがずいぶん変わると思う。

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2017/06/05

虐待や苛めに歪む子供たちを描いた作品がこれほどまでに描かれるのは、現実にそう言う子供が見えない所で苦悩し、絶望しているからだろう。

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2017/02/02

「僕だけがいない街」毒充満悪意凝集版。 雪に埋もれた町、という舞台について。 地図が見えなくなる。ましてや同じ中学の集う町。 出会えばそこが名前通り舞台になり、必然的に事件。 地図や地理を意図的に曖昧にすることで、夢幻劇の相を持つことになる。

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2015/11/24

凄まじい負のパワー。 負が負を呼ぶって言う、超負の連鎖地獄。 「サユリ」と違い超常現象ではなく人間そのものの悪意の話なのである意味こっちの方が怖いです。 登場人物全員と言っていいほどの負のパワーに圧倒されます。 毒度:★★★★★

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2015/02/02
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3巻にて友人相場晄の家庭が明かされる。彼の両親は共依存関係に陥っており、彼は暴力を振るう父親から母親を引き離した。しかし共依存症者である母親を救うことができずに、彼自身が依存症者となってしまう。シリーズを通して、無力な子供と、大きな影響を与える家庭環境。これにどう向き合うかが大切である。親が悪いとしてはいけないとは言うが、(統合失調症の遺伝と環境に関する知見からしても)善悪抜きにして、原因を抱えるのはやはり家庭なんだな、と。

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2014/01/20
  • ネタバレ

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やっぱり救いようは無いけれど しっかり受け入れられるエンディングです。(´・ω・`) なかでも登場人物の心情描写がかなり響きました。 各キャラ不幸でどうしようもないけど、幸せになりたい。 そう感じさせる部分が読んでいて泣けます…(´;ω;`) 単なるグロ漫画だけで終わらせるのは勿体ない作品です。 覚悟のある方はぜひ!

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2013/05/04

表紙から悲しいお話かな?と思ったら猟奇的なお話でした。 田舎の閉鎖的な空間にて、主人公への苛めがエスカレートして家族にまで被害が及び、主人公が復讐に走るお話です。 いじめる脇役にもそれぞれ個性があって、救いがない話なんですけど読了感はそこまで悪くはないです。絵が個性的ですきです。

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2012/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

田舎でイジメを受け、家族を焼き殺された少女の復讐劇。 最初から最後まで陰惨でスプラッター。 ホラー以上でもなければ以下でもない、そんなお話です。 復讐の鬼と化した春花が強すぎるのが謎といえば謎(;´▽`A``

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2012/09/25

回っちゃいけない歯車が回っちゃいましたねー、やっぱりこの子達、行動力があるんです。でもそれを修正してくれるハズの周りの人達が貧弱極まりない。 自分の力で耐えて自分の力で断ち咲く。それが三角草、題材は最高の物です。救えない展開ですが、これがあるのもまた漫画の醍醐味ですね。 最後に、...

回っちゃいけない歯車が回っちゃいましたねー、やっぱりこの子達、行動力があるんです。でもそれを修正してくれるハズの周りの人達が貧弱極まりない。 自分の力で耐えて自分の力で断ち咲く。それが三角草、題材は最高の物です。救えない展開ですが、これがあるのもまた漫画の醍醐味ですね。 最後に、ミスミソウは遠くで見れば傑作であるが近くで見ると駄作である。そんな綺麗で凛々しく優雅にそびえ立つが、一旦登れば困難を極める富士山のような作品である。 しかし、どちらも見た人は言うだろう、それでもミスミソウは傑作であると

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2012/08/08

まとめて一気に読んだ。 救いようのない絶望と人物の異常性は結構すき。 最後の主人公の泣いたとこで 一緒に泣いた。つらい。

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