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エンド・ゲーム の商品レビュー

3.1

265件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    102

  4. 2つ

    50

  5. 1つ

    7

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2024/12/18

ただあることだけが示されて、なぜそうなのか、どういうことなのかはハッキリしない。 夢をみているような感じがした。 ホラーぽかったので好みと合わなかった。

Posted byブクログ

2024/08/23

場面や時間軸が割と頻繁に変わっていくので、少し混乱しかけた。内容としては盛りだくさんなので、少しでも流し読みすると「なんのこと?」となることもしばしば… それでも続きが気になって、一気に最後まで読んでしまいました笑

Posted byブクログ

2024/08/10

全体的に緊張感の続く話だった。 最後は身構えていたほど拍子抜けする終わりではなかったけれど、若干のもやっと感は残る。 でも最後の最後までコロコロとストーリーがひっくり返るような展開は、まさにオセロっぽい。 ミステリー?とSF味があって私はこういうの好き

Posted byブクログ

2024/06/07

恩田陸さんの描く不思議な世界観が好きだ。 曖昧でわかったようなわからなかったような感覚に陥ったりするのだけれど、その不思議な感覚が気に入っている。 さて、常野物語シリーズ。 以前「蒲公英草紙」だけ読んだことがあったのだが、出版された順にシリーズを読んでみた。 「エンド・ゲーム...

恩田陸さんの描く不思議な世界観が好きだ。 曖昧でわかったようなわからなかったような感覚に陥ったりするのだけれど、その不思議な感覚が気に入っている。 さて、常野物語シリーズ。 以前「蒲公英草紙」だけ読んだことがあったのだが、出版された順にシリーズを読んでみた。 「エンド・ゲーム」は「光の帝国」の「オセロ・ゲーム」と関わる物語。 「裏返す」さもなければ「裏返される」… 不思議な世界観で「あれ」って何?と思いつつ読む。 ドキドキハラハラな展開が続きながらも曖昧なまま物語は進み、曖昧なまま終わる。 これぞ恩田陸作品!といったところか… 常野物語は、壮大なファンタジーだと私は思う。

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2024/05/31

うーん… ‘’あれ‘’って結局何なんだ? 阪神の監督の‘’あれ‘’はわかりやすかったけど なんかもやもや

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2024/05/26

中古で安く買えたから読んでみた。変わった世界観だなあ。裏返すって、背負い投げかい?とかツッコミながら、頭に?マークだらけで読み進めた。こういう本もあるのねー

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2024/05/15

常野物語3作目。 光の帝国の中でも不気味な雰囲気に包まれていた、「裏返す」者の物語。 とてつもなく不思議かつ不気味な世界観なんだけど、活字から目が離せなくなる。自分がついていけてるのか置いてかれてるのかも分からないけれど、気がついたら読了していた。 「裏返す」「裏返される」「...

常野物語3作目。 光の帝国の中でも不気味な雰囲気に包まれていた、「裏返す」者の物語。 とてつもなく不思議かつ不気味な世界観なんだけど、活字から目が離せなくなる。自分がついていけてるのか置いてかれてるのかも分からないけれど、気がついたら読了していた。 「裏返す」「裏返される」「あれ」は、何の比喩なんだろう? 個人的には、社会の中で生きる目的を失っている者-なのかと思っている。

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2025/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

常野物語シリーズの3作目。 前の話までが良かったので、期待が大きかったが、この話はこれまでの話と違って、よりダークな要素が強かった。 全体としてこの作者らしく読みやすいが、話の作りが意図的に複雑でわかりにくく、あえて混乱する仕掛けにしたらしいことは理解するが、納得のいく展開になっていたとは言い切れず、正直、あまり後味も良くなく、期待と違った、という感想が大きくなってしまった。 そもそも「あれ」を「裏返す」必要性とは何なのだろう? 自分たちに害をなすから「裏返す」必要があるのか? 敵対する「あれ」側でも同様にこちらを敵対視しているとなると、ますますわからなくなる。争う理由が見えない。 時子のトラウマのきっかけとなった事件もヒドイ。首輪をつけられて虐待されていた少年は、誰にも知られず、救われず、そのまま行方知れずだなんて。いくら子ども時代のこととはいえ、それこそを乗り越える必要があるのではないのか。 (整理して書いていたら、また腹が立ってきてしまった) あとがきによれば、まだ終わらない、ということではあるが、その後、続きが書かれているようでもないようで、多分、構想はあるのだろうが、どうかな。

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2023/08/13

常野シリーズ前2冊が面白かっただけになんだかぱっとせず。文庫版後書きを読んで納得。次の第四編もあるだろうか。期待。

Posted byブクログ

2023/03/03

常野シリーズ3作目。光の帝国や蒲公英草子にあった、異能を持ちひっそりと人々の幸せを祈る一族、という雰囲気は無く、異能一家の失踪した父の謎を追う母子は自らの苦悩にも向き合う。前2作のノスタルジックが無いので違うシリーズのようだけど、ラストには常野らしさを感じた。 何が本当なのか、裏...

常野シリーズ3作目。光の帝国や蒲公英草子にあった、異能を持ちひっそりと人々の幸せを祈る一族、という雰囲気は無く、異能一家の失踪した父の謎を追う母子は自らの苦悩にも向き合う。前2作のノスタルジックが無いので違うシリーズのようだけど、ラストには常野らしさを感じた。 何が本当なのか、裏返されているのは誰なのか、最後は一気読み。

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