1,800円以上の注文で送料無料

隠居宗五郎 の商品レビュー

3.5

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/05/24

今回一番気に入ったのは、隠居然とした宗五郎親分が賭場に乗り込んで、丁半の賽子の賭けで勝つシーンだ。才賀のお一との遣り取りが、江戸金座裏の粋を感じさせる。カッコいい。

Posted byブクログ

2021/11/10

どうした宗五郎親分と言いたくなるほど、すっかり言動が半隠居状態になっていた。 作中で皆が言っている通り、いくら政次がしっかりしているとはいえ金座裏の重みを背負うにはまだまだ若輩なのは否めないので、隠居するには早いですよ。 特に心の機微に関する調整やここ一番の威厳はベテランにしかで...

どうした宗五郎親分と言いたくなるほど、すっかり言動が半隠居状態になっていた。 作中で皆が言っている通り、いくら政次がしっかりしているとはいえ金座裏の重みを背負うにはまだまだ若輩なのは否めないので、隠居するには早いですよ。 特に心の機微に関する調整やここ一番の威厳はベテランにしかできないので、この先も健康な限り活躍して欲しいです。

Posted byブクログ

2020/06/18

今さらなのだけど、 捕物控なので、刃傷沙汰はそりゃお約束やね。 借金のかたに苦界へ売られる裏長屋の娘に、身内を手にかけた殺人強盗事件。 宗五郎さんも、なんだか隠居然としてしまって、寂しさも感じたものの、苦界へ身を沈めようとする娘のために活躍する姿はまだまだ現役。宗五郎さん、頑...

今さらなのだけど、 捕物控なので、刃傷沙汰はそりゃお約束やね。 借金のかたに苦界へ売られる裏長屋の娘に、身内を手にかけた殺人強盗事件。 宗五郎さんも、なんだか隠居然としてしまって、寂しさも感じたものの、苦界へ身を沈めようとする娘のために活躍する姿はまだまだ現役。宗五郎さん、頑張ってー!

Posted byブクログ

2018/11/12

タイトルを見るとちょっと心配になりますが、そう簡単に隠居はしませんね。 じゃ、どうしてこんなタイトルなのかというのが読みどころ。 いつもよりも宗五郎が働いている気もするんですけど。(^^; 政次の前進が商人だったというところもうまく生かされていますね。 チャンバラ抜きでも大丈夫な...

タイトルを見るとちょっと心配になりますが、そう簡単に隠居はしませんね。 じゃ、どうしてこんなタイトルなのかというのが読みどころ。 いつもよりも宗五郎が働いている気もするんですけど。(^^; 政次の前進が商人だったというところもうまく生かされていますね。 チャンバラ抜きでも大丈夫なうまさが、やはりこの作者の売れるところなんでしょうねぇ。

Posted byブクログ

2015/02/01

内容(「BOOK」データベースより) 祝言の賑わいが過ぎ去ったある日、政次としほの若夫婦は、仲人である松坂屋の松六の許へ挨拶廻りに出かけた。道中、日本橋付近に差し掛かった二人は、男女三人組みの掏摸を目撃する。政次の活躍により、掏摸を取り押さえたものの、しほは、現場から立ち去る老...

内容(「BOOK」データベースより) 祝言の賑わいが過ぎ去ったある日、政次としほの若夫婦は、仲人である松坂屋の松六の許へ挨拶廻りに出かけた。道中、日本橋付近に差し掛かった二人は、男女三人組みの掏摸を目撃する。政次の活躍により、掏摸を取り押さえたものの、しほは、現場から立ち去る老人に不審なものを感じていた。やがて、政次の捕まえた掏摸が、江戸に横行する掏摸集団の配下であることが判明。隠居然としていた宗五郎も政次とともに、頭目の捕縛に乗り出すが―。金座裏の面々が活躍する大好評書き下ろし時代長篇、待望の第十四弾。 1月29日~2月1日

Posted byブクログ

2010/09/26

★2009年53冊目読了『隠居宗五郎 鎌倉河岸捕物控14』佐伯泰英著 評価B+ この鎌倉河岸捕物控は、江戸の金座裏という所の十手持ちの物語なのだが、他のシリーズよりもストーリーの展開が小気味よく軽快に進んでいくので非常に読みやすい所に特徴がある。物語の舞台装置を大仰にせず、街中...

★2009年53冊目読了『隠居宗五郎 鎌倉河岸捕物控14』佐伯泰英著 評価B+ この鎌倉河岸捕物控は、江戸の金座裏という所の十手持ちの物語なのだが、他のシリーズよりもストーリーの展開が小気味よく軽快に進んでいくので非常に読みやすい所に特徴がある。物語の舞台装置を大仰にせず、街中に限定して、淡々と描いているわけだ。また、江戸市井の人々の普段の生活もこうだったのではないかと感じられる所も読んでいて楽しい点である。

Posted byブクログ

2010/09/23

鎌倉河岸シリーズ 14巻 立派な10代目ができて気が抜けたか宗五郎 猫ばかりかまう姿に周りはやきもき

Posted byブクログ

2010/09/04

第十四弾 政治と志保の祝言後で、五話の短編集、登場人物も大して変化なく、気負いなく読める、良いのか悪いのかは、個人の好み 話が短い分、読後の充実感は少ないか?

Posted byブクログ

2010/03/06

鎌倉河岸捕物控十四の巻~祝言の賑わいが過ぎ去ったある日,政次としほの若夫婦は,仲人である松坂屋の松六の許へ挨拶回りに出掛けた。道中,日本橋に差し掛かった二人は,男女三人組の掏摸を目撃する。政次の活躍で,一味を取り押さえたものの,しほは現場から立ち去る老人に不審な雰囲気を感じた。や...

鎌倉河岸捕物控十四の巻~祝言の賑わいが過ぎ去ったある日,政次としほの若夫婦は,仲人である松坂屋の松六の許へ挨拶回りに出掛けた。道中,日本橋に差し掛かった二人は,男女三人組の掏摸を目撃する。政次の活躍で,一味を取り押さえたものの,しほは現場から立ち去る老人に不審な雰囲気を感じた。やがて,政次の捕まえた掏摸が江戸に横行する集団の配下であることが判明。隠居然としていた宗五郎も政次と共に頭目の捕縛に乗り出す。むじな長屋に住む亮吉の思い人が板橋に安値で売られる事を知った亮吉は気が気でなく,宗五郎が地獄宿の取り締まりに乗り出す。川越松平藩主が金座裏に来ようとした矢先に,皮足袋職人の古町町人の家で無理心中が起こるが,不審を感じた政次が周辺を探ると,入り婿と同郷の無宿人が浮かび上がってくる~簡単に隠居させないぞって事だ

Posted byブクログ

2009/10/04

こちらでも50前の金座裏の親方が、老け込んだだの年寄りだのと言われていて、なんだか釈然としないが(笑)やはり若親分では敵わない一枚も二枚も存在感が上というか、鉄火場に潜入するあたりカッコよすぎて泣かせるんですが;; このシリーズには可愛い年寄りがたくさん出てくるんだが、今泉のご隠...

こちらでも50前の金座裏の親方が、老け込んだだの年寄りだのと言われていて、なんだか釈然としないが(笑)やはり若親分では敵わない一枚も二枚も存在感が上というか、鉄火場に潜入するあたりカッコよすぎて泣かせるんですが;; このシリーズには可愛い年寄りがたくさん出てくるんだが、今泉のご隠居の童子のような可愛げはすごい(笑)

Posted byブクログ