映画365本 の商品レビュー
新書365を読んだ後くらいにゲットはしていたはずだから、かなり長らく積読状態にあったもの。映像と書物に対する興味のバランスが、極端に読書に傾いていたから、必然的に本書にも手が伸びなかった。最近は、かなり映像への興味が復活していることもあり、当然本書も読みたくなったという感じ。何を...
新書365を読んだ後くらいにゲットはしていたはずだから、かなり長らく積読状態にあったもの。映像と書物に対する興味のバランスが、極端に読書に傾いていたから、必然的に本書にも手が伸びなかった。最近は、かなり映像への興味が復活していることもあり、当然本書も読みたくなったという感じ。何を置いても読みたい本とか、最低限押さえておきたい本とか、そういうのがだいぶクリアされてき、逆に映像面のビハインドが気になってきた、ってのも大きい。 筆者曰く、純粋に楽しむのではなく、教養や学習の必要に応じて観るというスタンス、って最初に書かれているけど、これだけ観ていれば、有名どころも大方網羅されているだろうし、ただのガイドとしても十分に楽しめる内容。控えめにピックアップして10作くらいだったけど、それを観た感じによっては、さらに範囲を広げていきたい。
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TSUTAYA Online 連載に加筆して書籍化された本書では、タイトルの365本ではなく50本がメインに紹介されており、さらにその中にはかなりB級映画も含まれています。 B級映画が悪いという意味ではなく、冒頭に「映画から何かを学ぶ」ために見るという趣旨からも、ホラーものやパ...
TSUTAYA Online 連載に加筆して書籍化された本書では、タイトルの365本ではなく50本がメインに紹介されており、さらにその中にはかなりB級映画も含まれています。 B級映画が悪いという意味ではなく、冒頭に「映画から何かを学ぶ」ために見るという趣旨からも、ホラーものやパニックものが結構入っているのに驚きました。 映画解説としても過不足なくうまくまとめられておりますが、やはり映画の嗜好は人それぞれという感を強く持ちました。 それは最後の、オールタイムベスト50作品に選ばれている作品が、1967年のものが2本、70年代のもが13本、80年代が10本、90年代が11本、2000年代が12本(2009年の本ですので、2008年作が最新です)と60年代の名作たちや日本映画は1本も入っていないということからもうかがえます。 とはいえ、彼の解説を読んで、見たくなった映画もありました。 「ブルベイカー」「大いなる陰謀」「パヒューム」「ライフオブデビッドゲイル」「ジャガーノート」「キングオブコメディ」「ランページ裁かれた狂気」「ガタカ」「Jの悲劇」の9本です。
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- ネタバレ
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タイトル詐欺。これで365本て数えるのはいけない。 とはいえ、4ページ程度ずつで見どころを教えてくれるのはいい。 興味のある映画が何本かあった。
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この本を読んで見たくなった映画が100本以上。 なんで1日は24時間なんだろう。 【熊本学園大学:P.N.モルト好き】
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「映画365本」というタイトルだけど、紹介されている映画は400本以上。「政治」「メディア」「法と秩序」「文化と歴史」「生と死」「宗教と思想」「倫理と社会」そして「特別編オールタイムベスト50」とに章だてられており、単純に映画の面白さを語るというのではなく、「ためになるから観る」...
「映画365本」というタイトルだけど、紹介されている映画は400本以上。「政治」「メディア」「法と秩序」「文化と歴史」「生と死」「宗教と思想」「倫理と社会」そして「特別編オールタイムベスト50」とに章だてられており、単純に映画の面白さを語るというのではなく、「ためになるから観る」という考えものと、何の「ためになる」かという解説が主になる。結果的に「ためになる」のはよくあるとして、「ためになるから観る」というのは芸術鑑賞としてあまりにも邪道。しかし、わかっててやっているのだからそれもありか。 それにしてもすごい蘊蓄。本も一日に数冊読むらしいし、音楽も詳しいし、いつ寝ているのかしら。
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この著者は、かなり細かい所まで注意して映画を観ています。 自称シネフィル(映画通、映画愛好家)ではないとのことだけど、だけ色々薀蓄を語れるのであれば、十分にシネフィルだと思います。
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