独断流「読書」必勝法 の商品レビュー
三島由紀夫『金閣寺』が紹介されているので読む。既読作品の解釈だけ読んで、長らく積ん読していた。今回、これまで避けてきた未読作品についても読んでしまう。 巻末「王道ミステリーの楽しみ」では慎重にトリックに触れないようにしているが、小説は全て広義のミステリーである。『魔の山』のア...
三島由紀夫『金閣寺』が紹介されているので読む。既読作品の解釈だけ読んで、長らく積ん読していた。今回、これまで避けてきた未読作品についても読んでしまう。 巻末「王道ミステリーの楽しみ」では慎重にトリックに触れないようにしているが、小説は全て広義のミステリーである。『魔の山』のアレは知りたくなかった。 西原理恵子のマンガは不羈奔放で面白いけれど、361頁『ジェダイの復讐』の扱いにあきれた。「スターウォーズは結局ただの親子ゲンカで、最後に親父を手で投げた」。……ホントに観たのだろうか?
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清水西原ペアの今回は文学ネタ。 清水の文章にあるちょっとした毒も楽しいけれど、西原のぶっちゃけた感想の方がより役に立ちそうな感じですね。(^^; これだけ、名作を取り上げているのに、自分が読んだことがあるのがポーの「黒猫」だけってのは、やはりちょっと問題を感じないわけではありませ...
清水西原ペアの今回は文学ネタ。 清水の文章にあるちょっとした毒も楽しいけれど、西原のぶっちゃけた感想の方がより役に立ちそうな感じですね。(^^; これだけ、名作を取り上げているのに、自分が読んだことがあるのがポーの「黒猫」だけってのは、やはりちょっと問題を感じないわけではありません。(^^; ま、特別講座でまとめられている中には、読んだことがある本がたくさんあったので良かったということにしましょう。(^^; 古典作品世界の時代背景って、なかなか専門家が「常識だから」と言って取り上げてくれないので、こういった本で時代背景などを加味した読み方の解説があるといいですね。 こういうサービスをつければ、古典もまだまだ売れると思うんだけどなぁ。
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清水氏の西原氏に対する評価、「この人は大した小説読みだ」は、清水氏に悪気はないのだけど、教師が生徒に対してよくやる評価(褒めているようだが、こう評価するのは自分より下と見なす人に対してのみ)である。この評価に喜ばず、それに敏感に反応した西原氏の反射神経はさすがである。
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著名な図書について粗筋をつかむことができたのだが、やはり頭に残らない。世界文学などは、清水さんらしく簡潔に紹介してくださっているに関わらず、読みたいという意欲を掻き立てられなかった。
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古い名作が結構多かったので、実は読んでませんでした・・・というのがかなりありました。面白い読み方もあったけど、え~、そんな筋やったんかという内容のもあり、読みたいと思わせない作品も。ええんか、それで?西原さんの鋭いつっこみは良かった。
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独自視点?の略解が楽しかった。そして西原氏のシモネタ全開の粗い漫画もナイス。ちょっと電車内で読むのがはばかられるくらいの勢い。紹介された本のうち、数冊を所有していることが判明、読みたいと思う。
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清水義範氏が古今東西の名作を語ります。 取り上げてゐるのは、誰もが少なくともタイトルくらゐは耳にしたことがある作品ばかりのではないでせうか。読んでゐるかどうかは別にして。私の場合、読んだことがあるのはざつと見て3分の1くらゐです。 名作といへども、必ずしも手放しで絶賛する訳ではあ...
清水義範氏が古今東西の名作を語ります。 取り上げてゐるのは、誰もが少なくともタイトルくらゐは耳にしたことがある作品ばかりのではないでせうか。読んでゐるかどうかは別にして。私の場合、読んだことがあるのはざつと見て3分の1くらゐです。 名作といへども、必ずしも手放しで絶賛する訳ではありません。突つ込みどころは満載で、それが却つて読書欲を書き立ててゐるのが面白い。そんなに変な小説なら読んでみようか、といふ感じ。 絵を担当する西原理恵子さんは、基本的に本文に沿つた、あるいは関連する内容のカットを描きます。当然ではないか、と普通なら思ふのですが、彼女の場合さうとも言へないところが面白い。本書でも『ハムレット』ではとことんシモネタだし、『嵐が丘』ではiPodを買つたとかの近況報告に徹してゐました。 『ロビンソン・クルーソー』では「私は子供のころからこのロビンソン・クルーソーと十五少年漂流記が大っきらい」と切捨て、『細雪』では「今回は読まずにかく」「清水このケンカ買うたる」とぷんぷんし、言ひたい放題であります。やはりこの二人は噛合つてゐないやうで、実は名コンビなのでせう。 第1巻から第19巻までは基本的に1作づつ紹介してゐますが、最後の第20巻-第22巻は特別講座で、それぞれ「読書の秋におすすめの十編」「泣ける話に四苦八苦」「王道ミステリーの楽しみ」といふテエマになつてゐます。私としては、本編よりもこちらの方が興味深く、清水氏も伸び伸び書いてゐるやうに思はれます。室生犀星『蜜のあわれ』なんて、すぐに注文したくなりました。まだしてないけど。 やはり本書は清水氏のエッセイと、西原さんの突つ込みを楽しむ本で、自分の読む本はやはり自分で見つけたい、と再認識したのでした。『蜜のあわれ』は読みたいけど... http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-167.html
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『坊っちゃん』『ロビンソン・クルーソー』『伊豆の踊子』『ハムレット』『罪と罰』―。文学史に燦然と輝く20作品を、シミズ博士のウンチクとサイバラ画伯の過激なマンガで大胆に解釈する。名作を読まなくても楽しめる、新機軸のブックガイド。清水義範が選ぶ泣ける物語ベスト10、王道ミステリーベ...
『坊っちゃん』『ロビンソン・クルーソー』『伊豆の踊子』『ハムレット』『罪と罰』―。文学史に燦然と輝く20作品を、シミズ博士のウンチクとサイバラ画伯の過激なマンガで大胆に解釈する。名作を読まなくても楽しめる、新機軸のブックガイド。清水義範が選ぶ泣ける物語ベスト10、王道ミステリーベスト10も収録。
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古今東西の、有名どころ本の感想…というか 突っ込みどころ? になるんでしょうか?? あれの意味が分からない、これの意味が分からない。 けれど分かれば面白いのもあるよ~でも理解できない。 みたいな内容は、感想、でいいのでしょうか?w 途中にある漫画は、内容に沿っているものもあれば...
古今東西の、有名どころ本の感想…というか 突っ込みどころ? になるんでしょうか?? あれの意味が分からない、これの意味が分からない。 けれど分かれば面白いのもあるよ~でも理解できない。 みたいな内容は、感想、でいいのでしょうか?w 途中にある漫画は、内容に沿っているものもあれば まったく沿ってなくて、我が道を走っている事も。 続きものになっている部分もあって、別々に読んだ方が お楽しみはあるかも知れません。 聞いた事はあるけれど、あらすじ程度しか知らないものから それすら知らないものから、題名から知りません、まで。 ちょっとした興味はわきましたが、最後まで読むと 読まなくてもいいかなw という気分にさせてくれます。
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清水義範・サイバラコンビはどっちも好きなのですが、買ったらいつもサイバラさんのマンガを先に読んじゃいます(爆) で、マンガだけ読むと、ここに載ってる「名作」が全部「駄作」に突き落とされてますけど、出版業界的に大丈夫でしょうか(汗)
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