これから自首します の商品レビュー
カンパチ・トーフの推理は少しこじつけぎみだったかな。しかし自首をめぐるやりとりというのはどこか可笑しく、一人一人の登場人物の焦りようには笑わせられました。でも良し悪しは人それぞれでしょうね。
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自称映画監督の『勝馬』の元へ、深夜友人が訪れた。殺人を犯し自首すると言っていた知人が翻意したことに激高し、殺してしまったのだという。その為自首するという友人を、勝馬は必死に思い止まるよう説得する。なぜなら勝馬には、友人に自首されると困る理由があった…。 事の発端となった三年前...
自称映画監督の『勝馬』の元へ、深夜友人が訪れた。殺人を犯し自首すると言っていた知人が翻意したことに激高し、殺してしまったのだという。その為自首するという友人を、勝馬は必死に思い止まるよう説得する。なぜなら勝馬には、友人に自首されると困る理由があった…。 事の発端となった三年前の火災事件から始まり、殺人やら事故やらと次々と事件が起こる。ので、「あれ、これは何の関係者っだたかな?」など混乱することもしばしば。 少々詰め込み過ぎの感、と言うか、皆簡単に人殺し過ぎ。
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蒼井上鷹さんの、この感じ、好きです。 自分を主役として読み進めていくと、最後こうなって、読後何ともやりきれない感じが癖になる。
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「これから自首します」 自称映画監督の勝馬に幼馴染の小鹿が告白した事とは。 自称映画監督の勝馬に幼馴染の小鹿が告白した、人を殺した。だから自首すると言う。普通なら自首した方がいいと説得するだろう。しかし、勝馬はそうは出来ない。なぜなら勝馬には勝馬の計画があるからだ。 小鹿...
「これから自首します」 自称映画監督の勝馬に幼馴染の小鹿が告白した事とは。 自称映画監督の勝馬に幼馴染の小鹿が告白した、人を殺した。だから自首すると言う。普通なら自首した方がいいと説得するだろう。しかし、勝馬はそうは出来ない。なぜなら勝馬には勝馬の計画があるからだ。 小鹿は自首をしようとし、小鹿に殺された男は、かつて自首騒動を起こした人物で、勝馬の妻と付き合っていた男も自首をしようとする。自首、自首、自首。 自首ばかりが出てくるならば、ユーモラスな雰囲気があるように思う。自首したいんだけど、面白い人がなにか知らないが邪魔してくるとか、自首すると言っても、犯罪を犯したと勘違いしたとかそんな雰囲気。 しかし、勝馬を始め登場人物は結構ダークな世界に住んでたり、危険な事を考えていたりする。 例えば、勝馬。自首を聞かされるのだから小鹿(と言ってもでかい)から信頼はされている。そんな勝馬は一見いいやつに見えてしまう。しかし、実は勝馬は危険な男なのだ。と言う感じに、結構ダークネス。 ちなみに、ミステリーなのだけど「あれ?」とか「おや?」とか思う箇所がちょいちょい出て来ます。ちょっとボリュームがあり、中だるみもする中でこれはちょっとつらいかもw
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自首させたい、自首できない、自首されては困る人々の前代未聞の自首ミステリー。 設定はなかなか面白かったけど、登場キャラクターが多くて読みにくい印象。色々説得力に欠ける。 結末にもちょっともやもや。 ただ装画の三浦太郎がツボすぎてもう。
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読みやすかったが、読みにくかった。。。 最後が、どうなっているのか、朝読書のぼんやりした頭では分かりませんでした。 でも、自首でこれだけ引っ張ることができるのねえ。
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特殊設定や特殊状況下なお話が得意の作家さんですが、今作はちょっとコンセプトが良くわからなかった感じでした。相変わらず登場人物の性格の悪そうな部分が目に付きます。
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犯人をころしてしまった主人公が自首するといい始めますが、実はその殺した人も昔人を殺して自首するという騒ぎを起こした人物でした。 主人公には自首されては困る人物がいるのです。 自首がミステリーとなる小説です。
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世にも珍しい「自首」をテーマにしたミステリー。 丸く収まったようなそうでないような(笑) おもしろかったけど、好みは別れるだろうなあ。
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新聞などで見ておもしろそうだったので、買ったのだけど、、、面白いという感じはしませんでした。 短編がおもしろいようなので、今度買ってみようかしら。
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