ポジティブ・ディシプリンのすすめ の商品レビュー
子育てで大切にしたい軸「長期的な目標を決める」「温かさと枠組みを与える」「子どもの考え方・感じ方を理解する」これらが何故必要なのか、どうやって習得するのか。子どもの発達段階に沿って具体的な場面を想定しながら示されている。後半は実践トレーニングとして演習を繰り返せるようになっている...
子育てで大切にしたい軸「長期的な目標を決める」「温かさと枠組みを与える」「子どもの考え方・感じ方を理解する」これらが何故必要なのか、どうやって習得するのか。子どもの発達段階に沿って具体的な場面を想定しながら示されている。後半は実践トレーニングとして演習を繰り返せるようになっている。 子育てはとても責任ある重要なことなのに感覚でするようなところがあって、だからマニュアルに頼りたくなるのだと思う。この本もその一種かもしれないけど、根拠があってわかりやすく、軸をふまえて応用していくというのが私には響きました。 子どもの権利というものにも注目してあって、大切な視点だと思う。多くの子育て中の人、これから子育てする人、子育てを支援する人に読んでもらいたいです。
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保育園図書館シリーズ。 まさに海外の子育てって感じの内容だった。基本的はメッセージは他の本と一緒で、子供の気持ちに寄り添うこと。親をいじめたい、悲しませたい、怒らせたい乳幼児はおらんわな。長期目標ってのは大事な視点だ。今急ぎたいから怒ってしまうだけで、どういう子にそだってほしいの...
保育園図書館シリーズ。 まさに海外の子育てって感じの内容だった。基本的はメッセージは他の本と一緒で、子供の気持ちに寄り添うこと。親をいじめたい、悲しませたい、怒らせたい乳幼児はおらんわな。長期目標ってのは大事な視点だ。今急ぎたいから怒ってしまうだけで、どういう子にそだってほしいのか、ふと立ち止まると最適な行動が見えてくる。子育てに希望を持てる一冊。
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ポジティブディシプリンの考え方を年齢ごとに分かれて、トレーニングを通じて説明する本です。トレーニングの数が少ないと感じました。もう少し場面の種類を増やしたらいいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2009年9月29日 セーブザチルドレンが出した育児本。 セーブザチルドレンは、「子どもの権利条約」の基礎を作った団体です。なので、この育児本は、「子どもの人権」に基づいて書かれています。 ー適切といえない子育ての根底には、昔ながらの文化的な慣習や、子どものもつ人権への認識不足がある場合が少なくないー 子育てに限らず、暴言吐いたり、暴力振るっちゃうってのは、「他のかかわり方を知らない」からなんだろうな、って、私も思ってた。 あと、子どもの発達についてわかってない場合も、「子どもには子どもなりの理由があってやってる行動」をしかってしまったりすることになるそうです。 私にとってこの本で一番よかったことは、「子育ての長期目標を決めること」でした。 それなのに、短期目標(たとえば、朝の支度をさせるとか、宿題やらせるとか、ピアノの練習をさせるとか)のために、長期目標を踏みにじるようなことを、ついしてしまうのだけれど…。
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長期的な目標を決め、それに向かい優しさで包み込むような枠組みを示して子供に接して育ていく。 年齢毎の事例や例題を示し理解を深めていく。
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子育てをする上で大切な視点を提供し、トラブルの際、気が動転してる時などにそれを思い出させるためにある本、という印象を受けた。 良著です。
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メモ)「ポジティブ・ディシプリン」の効果的な育児に必要とされる4原則: ①長期的な目標を決めること ②温かさを与え、枠組みを示すこと ③子どもの考え方・感じ方を理解すること ④課題を解決すること == こういう本は中の人が出てきてからでは落ち着いて読める気がしないので、産前によく...
メモ)「ポジティブ・ディシプリン」の効果的な育児に必要とされる4原則: ①長期的な目標を決めること ②温かさを与え、枠組みを示すこと ③子どもの考え方・感じ方を理解すること ④課題を解決すること == こういう本は中の人が出てきてからでは落ち着いて読める気がしないので、産前によく咀嚼して土台を築いておきたいところ。マニュアルではなく、向き合い方を考える本なのが良い。
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非常に奥が深いと言いますか、目の前で泣いている子どもへの対応策を今すぐ知りたいといった短期的対処策を知りたい親御さんには全く適さない本です。 20歳になった我が子にどうあって欲しいかを想像しながら教育計画を立てるところから始まるわけですから、今ここに居る我が子をどうしたい、とい...
非常に奥が深いと言いますか、目の前で泣いている子どもへの対応策を今すぐ知りたいといった短期的対処策を知りたい親御さんには全く適さない本です。 20歳になった我が子にどうあって欲しいかを想像しながら教育計画を立てるところから始まるわけですから、今ここに居る我が子をどうしたい、という欲求にはあまり多くの解が載っているわけがありません。 本書はある意味で非常に学問的と言いますか、まるで大学の講義に出ているような錯覚すら覚えるくらい、親自身に考えることを求めてきます。 本書に沿っていろいろと記入をしていくと、親と我が子の向き合い方、しつけ方が見えてくる、ということです。 なぜ、こういうつくりになっているのか、自分なりに解釈してみると、いわゆるHOWTO本は、「こんなときは、ああしましょう」的なことが書かれていますが、親も子も性格も気質も違うので、必ずしもそのケースに当てはまるものでもないことがあります。無理やりHOWTO通りに受け答えしたところ、妙にギクシャクしちゃう。 本書は、そこすらを理解したうえで、現実的な解を親自身に考えてもらおうとしています。 もう一度はっきり言います。本書には的確なHOWTOは記載されていません。 その代わりに、いつなんどきでもどのように対処すべきなのか、という考え方を導き出すための道筋が記載されています。 本書を読むのは1日か2日で終わりますが、本書のフレームワークに従って我が家にとっての適切なしつけ法を導くには1ヶ月くらい掛かるかも知れません。 で、私なりにしつけ法について、分類してみるとこんな感じです。 ポジティブ・ディシプリン ・・・ 長期的、戦略的フレームワーク アドラー心理学、親業 ・・・ 戦術論、行動の原理原則論 (モンテッソーリ教育 ・・・ 教育法。しつけとはちょっと違う) どれが良い、ということではなくて、これらを組み合わせて用いるのが良いと思います。 ポジティブ・ディシプリンで長期的な視点での子育て原則を持っている人が、アドラー心理学や親業に長けてその場その場の対処策に精通していると、無敵な気がします(笑)
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現役ママ・パパだけでなく、いつか親になる世代にもぜひ読んで欲しい本。0-18歳まで対応。子どもが20歳になったとき、社会の中で本当に強くしなやかに生きていける、ひとと社会を大事にできるひとに育っているかどうかは、最も重要な教師・お手本・社会の案内役たる親の接し方の積み重ねで決まる...
現役ママ・パパだけでなく、いつか親になる世代にもぜひ読んで欲しい本。0-18歳まで対応。子どもが20歳になったとき、社会の中で本当に強くしなやかに生きていける、ひとと社会を大事にできるひとに育っているかどうかは、最も重要な教師・お手本・社会の案内役たる親の接し方の積み重ねで決まる。短期的な視点での子育てではなく、長期的な視点で、かつ目の前の課題を解決するにはどうしたらいいか? 子どもの目線を提供しつつ、「自分だったら?」というワークもふんだんに盛り込まれた一冊。
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アメリカのビジネス書のようなフレームワーク&ワークブック的な育児書。自分で書き込むワークブック部分が多く、もっと読みたかった私としては物足りないが、大切ないのは自分の気持ちや考えを棚卸しすることなのだろうと考えます。子供のよくあるシチュエーションごとに親がとるべき言動のオプション...
アメリカのビジネス書のようなフレームワーク&ワークブック的な育児書。自分で書き込むワークブック部分が多く、もっと読みたかった私としては物足りないが、大切ないのは自分の気持ちや考えを棚卸しすることなのだろうと考えます。子供のよくあるシチュエーションごとに親がとるべき言動のオプションが3つ書かれているのですが、正解はすぐに分かります。むしろそうしたいのにできないという親に対し、朝の超忙しい時間でもこうすれば可能!的なやり方を提示できるとよいと思いました。
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