眼を見なさい! の商品レビュー
アスペルガーの著者の自叙伝。 物事の捉え方や考え方、その上でどのような成功を収めたかという点はわかりやすく読みやすいが、文章の組み立てやエピソードセレクトからもアスペルガー的なものを感じる。
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アスペルガー症候群(AS)である著者の自伝。 不幸な幼少期、AS特有のコミュニケーション障害や物事の考え方、行動などに翻弄されてきた彼の生きざまが、生き生きと描かれている。 ASでありつつも、苦労を重ねて一般社会に適応してきた彼は、文章こそASの人らしく脈絡に欠けていたり表現が...
アスペルガー症候群(AS)である著者の自伝。 不幸な幼少期、AS特有のコミュニケーション障害や物事の考え方、行動などに翻弄されてきた彼の生きざまが、生き生きと描かれている。 ASでありつつも、苦労を重ねて一般社会に適応してきた彼は、文章こそASの人らしく脈絡に欠けていたり表現が独特でわかりにくい部分も多いが、自分の障害に負けそうになりながらも臆することなく、精一杯生きてきた晴れがましさを、本作の中で見事に表現している。 特に、確執があったはずの父親との関係の修復をつづったエピローグは秀逸で、思いがけず泣けてしまった。 ピンクフロイドやキッスなど70年代の黄金のロックバンドのくだりも痛快で、久々に彼らの音楽が聴きたくなった。 著者の実弟であるオーガスティン・バロウズの「ハサミを持って突っ走る」読んでみたくなったな。
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人とのコミュニケーションに障害のあるアスペルガー症候群の筆者の自叙伝。特定分野へのこだわりも特徴だそうで、これって健常者にも多数いるので、区別が難しそう。
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