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お笑い沖縄ガイド の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2023/03/31

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA90181653

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2022/07/05

深刻なことも「なんくるないさ~」と笑い飛ばせるのが沖縄県民の懐の深さ。それは、歴史的に虐げられた経験から、とにかく前を向くしかない一種の諦念からきているのかも。内なる沖縄を知るための格好の教材です。 B級グルマンがカーナビつきレンタカーで路地裏のそば屋に乗りつけ、女性誌は対ゲリ...

深刻なことも「なんくるないさ~」と笑い飛ばせるのが沖縄県民の懐の深さ。それは、歴史的に虐げられた経験から、とにかく前を向くしかない一種の諦念からきているのかも。内なる沖縄を知るための格好の教材です。 B級グルマンがカーナビつきレンタカーで路地裏のそば屋に乗りつけ、女性誌は対ゲリラ訓練用キャンプのジャングルを「隠れ家リゾート」と持ち上げる。 移住ナイチャーが産地不明の土産物をナイチャー観光客に売りつけ、地元お笑い芸人は米軍基地をネタに飯を食う。等身大の「癒しの島」は、矛盾だらけの泣き笑い。 沖縄で生まれ育ち、東京から出戻った芸人が、ウチナンチュの本音をリアルに綴る。今、「沖縄好き」の度量が試される。 [ 目次 ] オープニング 沖縄Q&A ヤンバル芸人と行く沖縄リゾートの旅 Aサインと伝説のロックンローラー 灼熱の日米ビーチ決戦 観光の島 お笑い米軍基地ヒストリー 不動産屋の話~移住計画者に捧ぐ 沖縄お笑い芸人への道 スピリチュアル・オキナワ〔ほか〕

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2015/03/08

辺野古に行った帰りに、那覇市場の古本屋さんでなんとなく購入。お笑い芸人が著者だからといってさほど笑えるわけではないけれど、彼のように若い世代のウチナーンチュが、沖縄国際大へのヘリ墜落事件を機に、はっきりとアメリカと日本の植民地主義をテーマにした芸をウチナーンチュとナイチャー相手に...

辺野古に行った帰りに、那覇市場の古本屋さんでなんとなく購入。お笑い芸人が著者だからといってさほど笑えるわけではないけれど、彼のように若い世代のウチナーンチュが、沖縄国際大へのヘリ墜落事件を機に、はっきりとアメリカと日本の植民地主義をテーマにした芸をウチナーンチュとナイチャー相手にやりはじめたという事実に、もはやナショナリズムによって植民地主義の存在を覆い隠すことができない時代になっているのだということを実感します。その後の安倍政権の登場で、沖縄に対する植民地主義支配の暴力性はさらにあからさますぎる事態になってる。実はヤマトンチュこそ喉元に匕首を突きつけられてる事態で、ほんとにどうするのか。

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2012/05/22

これは面白かった!笑 闘争でもリゾートでもない、矛盾だらけで愛しい沖縄の素顔。次に沖縄行く時は見方がすっかり変わりそうだぁ。1.5時間で読み終わるので、沖縄が気になるひともそうでないひともどうぞ。

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2012/05/15

沖縄弁?で書かれているため、先ずは言葉のリズム感を掴むことがこの本を読み進めるには外せないポイントかも知れない。テンポを掴んだならば一気に読んでしまうことも大事。中休みを入れたり、忙しい人はまたリズム感を修得する作業からスタートになるからだ。内容は沖縄と本土との温度差が現地の言葉...

沖縄弁?で書かれているため、先ずは言葉のリズム感を掴むことがこの本を読み進めるには外せないポイントかも知れない。テンポを掴んだならば一気に読んでしまうことも大事。中休みを入れたり、忙しい人はまたリズム感を修得する作業からスタートになるからだ。内容は沖縄と本土との温度差が現地の言葉でストレートに伝わってくる。沖縄も日本なんですよ。日本の物置じゃないんですよ。

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2011/10/05

「世界最強米軍に挑んだ(まったく相手にされてないけど)世界最弱うちなー芸人」が、沖縄の現在とそれに対する思い、自身のこれまでを語った沖縄のリアル。沖縄といえば癒し、と××の一つ覚えのように繰り返すナイチャーに対し、本土好みにお化粧していない沖縄の日常、素顔を見てほしいと訴える著者...

「世界最強米軍に挑んだ(まったく相手にされてないけど)世界最弱うちなー芸人」が、沖縄の現在とそれに対する思い、自身のこれまでを語った沖縄のリアル。沖縄といえば癒し、と××の一つ覚えのように繰り返すナイチャーに対し、本土好みにお化粧していない沖縄の日常、素顔を見てほしいと訴える著者の姿勢に胸を刺されつつ深く納得。かといって決して糾弾するような調子ではなく、あくまで笑わせながらそのことを気づかせてくれる。沖縄の日常の隅々にまで、どれほど米軍が溶け込んでいるのか。その細かな加減がとてもよく伝わってきた。 米軍基地がなくなってほしいと思うネガティブな気持ちの反面、基地の中のアメリカのスタイルに憧れを抱く。その二面性、矛盾がひとりひとりの心の中にあることが笑いを通して浮き彫りになる。そのことをとらえる視線、対象への距離感が絶妙だ。そしてその矛盾した現実にしっかりと足をつけて笑いや言葉を発信している著者の姿勢は、信じて間違いないと思う。一緒にDVD「基地を笑え!お笑い米軍基地vol.6」も購入したので、これから見てみます。 次に沖縄を訪れた時には、もっとじっくり「基地」を見てこよう。

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2011/05/31

[ 内容 ] B級グルマンがカーナビつきレンタカーで路地裏のそば屋に乗りつけ、女性誌は対ゲリラ訓練用キャンプのジャングルを「隠れ家リゾート」と持ち上げる。 移住ナイチャーが産地不明の土産物をナイチャー観光客に売りつけ、地元お笑い芸人は米軍基地をネタに飯を食う。 等身大の「癒しの島...

[ 内容 ] B級グルマンがカーナビつきレンタカーで路地裏のそば屋に乗りつけ、女性誌は対ゲリラ訓練用キャンプのジャングルを「隠れ家リゾート」と持ち上げる。 移住ナイチャーが産地不明の土産物をナイチャー観光客に売りつけ、地元お笑い芸人は米軍基地をネタに飯を食う。 等身大の「癒しの島」は、矛盾だらけの泣き笑い。 沖縄で生まれ育ち、東京から出戻った芸人が、ウチナンチュの本音をリアルに綴る。 今、「沖縄好き」の度量が試される。 [ 目次 ] オープニング 沖縄Q&A ヤンバル芸人と行く沖縄リゾートの旅 Aサインと伝説のロックンローラー 灼熱の日米ビーチ決戦 観光の島 お笑い米軍基地ヒストリー 不動産屋の話~移住計画者に捧ぐ 沖縄お笑い芸人への道 スピリチュアル・オキナワ〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2011/07/16

これは「お笑い米軍基地」という沖縄の芸人の話。2年ぐらい前に、たまたまテレビでそのステージを見て以来のファン。沖縄の基地問題や歴史的な重荷を逆手にとってコントにした舞台を作っている。著書も軽妙なウチナーグチで書かれていてむちゃくちゃおもしろい。ウチナーグチのニュアンスがわからない...

これは「お笑い米軍基地」という沖縄の芸人の話。2年ぐらい前に、たまたまテレビでそのステージを見て以来のファン。沖縄の基地問題や歴史的な重荷を逆手にとってコントにした舞台を作っている。著書も軽妙なウチナーグチで書かれていてむちゃくちゃおもしろい。ウチナーグチのニュアンスがわからないと、通じにくい部分もあるかも。

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