魔女の笑窪 の商品レビュー
『魔女の封印』を読んで、この魔女シリーズを知った。順番が逆だが、最初の作品つまりこの作品を読む事にした。面白い。展開も早い。そして今までいなかった主人公だ。かなりダークで汚れたヒロインではあるが。運が強いのか?それともはめられた罠なのか? この『魔女の笑窪』と言う作品は、これで終...
『魔女の封印』を読んで、この魔女シリーズを知った。順番が逆だが、最初の作品つまりこの作品を読む事にした。面白い。展開も早い。そして今までいなかった主人公だ。かなりダークで汚れたヒロインではあるが。運が強いのか?それともはめられた罠なのか? この『魔女の笑窪』と言う作品は、これで終わりではない。次の作品『魔女の盟約』と一緒の作品だ。これで終わりではなく、終わりは次の作品と合わせて読んで初めて、完結する。シリーズ3作目となる『魔女の封印』は、おまけではないが、単独の作品として読める作品だ。
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生きる!強くただひたすら前に進む!大沢さんの女性が主人公のハードボイルド。自分を可哀想と思ってる余裕などない。続編の盟約も封印も格好良い。
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都市伝説をふんだんに盛り込んだようなストーリーで面白かった。一番の番人とかやばすぎ。 実際に、瀬戸内海には売春島があるらしいし、そこにはきっと主人公が経験したような苦痛があるんだろう。 主人公が死ななくてよかった。自分で決着つけると思ったら、まさかの韓国人大活躍だったけど。
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魔女の盟約は 面白かったが この 魔女の笑窪は、ちょっと分散的な感じを受けた。 結局 水原 が 内省的になり 過去のことを掘り下げていく作業が 中心だったから。 水原のオトコが 読めてしまう ということから、 その先の展開が あまりないのが残念。 最終的には 星川 元刑事で お...
魔女の盟約は 面白かったが この 魔女の笑窪は、ちょっと分散的な感じを受けた。 結局 水原 が 内省的になり 過去のことを掘り下げていく作業が 中心だったから。 水原のオトコが 読めてしまう ということから、 その先の展開が あまりないのが残念。 最終的には 星川 元刑事で おかまというのが 友達のままで 協力しているというのも 大沢在昌らしくない。 もっと、人間損得勘定で 動いていることに 面白さが あったのだが。 整形外科医が かなり重要だったが、 薄っぺらかった。 それよりも ルポライターの 若名が 面白いんだけど、途中で脱落。 やはり、若名が パートナーになると 面白い展開があったかも 大沢在昌の本も これだけ読むと だいたいの イメージができてしまうのだろうか。 すこし、退屈だった。
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盟約の時より、人間らしい魔女がいた。 長編に思えるけど、読み切りが集まって出来ている本に感じた。 私は、若名の回が好きだな。 能力を利用してのし上がってもいいし、望めば普通に生きられるのに、どこか死にたがりな男。ハングリー精神がたりないんだねってバッサリ切り捨てたい気分だけどこれはこれで見ていたくなった。生きて欲しかったような気もするし、このラストでいい気もする。
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初!大沢作品。 あたりでした! 信じがたくも、ついついはまってしまう設定! 垣根さんのハードボイルド作品は大好物ですが、女性が主人公のハードボイルドな世界は斬新で面白かった!
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この方の本は大昔に新宿鮫のどれかを読んで、なかなかおもしろかったなって印象がありました。 こちらの本も、すっごい面白いって程ではないけれども、まずまずといった所でしょうか。 キャラクター設定が結構魅力的かな♪次々に死んでしまうのですけどね・・・ それにしても恐ろしい地獄島。 そして、裏社会。 裏社会って本当に存在するのでしょうか? そして、本当にこんな感じなんでしょうか、裏社会って・・・ 知らないに限りますね、怖すぎるので・・・ 続編もあるみたいなんですが、買う程かなぁ~? だったら新宿鮫シリーズを購入した方がいいのかな? って感じで迷ってます! 7/10
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脱出不可能とされできたとしても番人に殺害されるという、売春「島」から抜け出し、これまで見つけられなかった女、水原が主人公。 男が女の心の動きを書いているので、多分こんな風に考えているのだろうと同調できるが、本当に女はこんなことを考え、たとえば嫌だけど商売なら仕方がないと「フ...
脱出不可能とされできたとしても番人に殺害されるという、売春「島」から抜け出し、これまで見つけられなかった女、水原が主人公。 男が女の心の動きを書いているので、多分こんな風に考えているのだろうと同調できるが、本当に女はこんなことを考え、たとえば嫌だけど商売なら仕方がないと「フリ」をするのか、本音を聞いてみたい。
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面白い♪ ^^ タフな女主人公が活躍する物語も得意としている大沢作品らしさが滲み出ている楽しさ。一気読みでした♪ 特筆ものは、主人公のサバイバル能力の異常な高さ。腕力ではなく、経験に基づいた人間観察眼、機転・機知、胆力など、力に頼らない己の存在で戦っている、その 生き延びる為...
面白い♪ ^^ タフな女主人公が活躍する物語も得意としている大沢作品らしさが滲み出ている楽しさ。一気読みでした♪ 特筆ものは、主人公のサバイバル能力の異常な高さ。腕力ではなく、経験に基づいた人間観察眼、機転・機知、胆力など、力に頼らない己の存在で戦っている、その 生き延びる為ならなんでもやる 豪放さに惚れる♪ 唯一気になったのは、女主人公を地獄へ送り込んだ張本人への報復をしたのかどうかが不明瞭なことくらい。しかし、当時14歳だった女主人公が相手に放った最後の一言が、その全てを顕しているのかも知れない、とも思えて、それはそれで痛快。というか、「わずか14歳でその科白を吐くのかお前は!?」 と驚かされるんですがw 早く続編が読みたくなり、第二弾の文庫を楽天でポチっちゃいましたw
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前回に続きベストセラーと聞いて。 で、なんやこれは?? 気づいていない深い話や伏線があるのか?? みなさんのレビューを拝見してみます。
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