炎の経営者 の商品レビュー
戦時中の大阪で小さな町工場を興した八谷奏造。 財界重鎮の永野重雄を口説いたり、旧満鉄技術者をスカウトするなど、持ち前の大胆さと粘り腰の八谷は、難題を乗り終え、会社を発展させ、ついには世界的な石油化学工業会社『日本触媒』を築きあげた。
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内定先の企業から読書感想文の課題を与えられた一冊。 八谷と言う今の日本触媒の創業社長のお話です。 とにかく熱い!面識のない人に列車内で突っ込んで融資をもらうなんてできないでしょ! そこらへんの熱さが炎と言う言葉につながっているんだろうな。 後半は人間味溢れるストーリーでした。
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日本触媒工業の経営者八谷泰三の話。富士製鉄の永野重雄に電車で直談判し、1,000万円の出資を取り付け、会社の危機を乗り切る。その後は、旧満鉄の技術者を大量に受け容れ、ヒトとチエを補強。日本開発銀行に通い詰め、最後発かつ非財閥でありながら、川崎の新規コンビナートに進出する。石油化学...
日本触媒工業の経営者八谷泰三の話。富士製鉄の永野重雄に電車で直談判し、1,000万円の出資を取り付け、会社の危機を乗り切る。その後は、旧満鉄の技術者を大量に受け容れ、ヒトとチエを補強。日本開発銀行に通い詰め、最後発かつ非財閥でありながら、川崎の新規コンビナートに進出する。石油化学を自前技術で、という挑戦心に心を打たれる。技術志向でありながらも、とことんヒトと付き合う八谷の姿勢が良い。
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