14歳のノクターン の商品レビュー
良かった。これぞ私の求める《物語》の力が感じられる本。 私の秘密の花園、に続くような、自伝的1冊。 あちらは兄がいたが、こちらは一人っ子、だけど主人公の名前や、パパママ、環境はほぼ同じだった。 14歳なんて、さとうまきこ作品にしては大きい主人公。 11歳前後の少年少女をこのひと...
良かった。これぞ私の求める《物語》の力が感じられる本。 私の秘密の花園、に続くような、自伝的1冊。 あちらは兄がいたが、こちらは一人っ子、だけど主人公の名前や、パパママ、環境はほぼ同じだった。 14歳なんて、さとうまきこ作品にしては大きい主人公。 11歳前後の少年少女をこのひとと同じくらいリアルに書けるひとはカニグズバーグくらい、思っていたレベルで、11歳前後の子どもを描くのがうまいさとうさん。 バリバリの思春期ミドルティーンをかけるのかな? どっこい、14歳を描くのも上手いんですな。 昔の女子中学生ってしっかりしてるよねー。 女子の会話が、氷室冴子みたいに率直かつスムーズで楽しい。 それにしても、☓☓の野郎、ゆるさんぞ。 ◯◯されずに逃げられて良かったね。 友達がみんないい子でありがたい。 チーコ、どうなったのかは謎のままなんだね。 図書館の恋。 現実には、ママレード・ボーイみたいな恋愛にはならないってことで。 しかしまあ、都会のお金持ちの話だよね。 田舎ではまだまだ前時代的な世界だったと思います。 ファッション、洋画、洋ドラ、レコード、電車通学。きらきらしてるねー。
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14歳の少女達の青春小説。過去を振り返ってみたい人にオススメです。とても面白いですよ。 ちなみに私はまだ11歳デス。(笑)
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舞台は30年代。著者が14歳だった頃の女の子たちの学校生活が描かれる。 初めて男の子と付き合ったり、仲良しグループを追い出されて他の子とお弁当を食べたり。わたしにとっては「あー、そんなこともあったあった」とまだなつかしく思い出される時代だが、今の子にとってはどうなのか? 意外と変...
舞台は30年代。著者が14歳だった頃の女の子たちの学校生活が描かれる。 初めて男の子と付き合ったり、仲良しグループを追い出されて他の子とお弁当を食べたり。わたしにとっては「あー、そんなこともあったあった」とまだなつかしく思い出される時代だが、今の子にとってはどうなのか? 意外と変わってないのかな。
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大人になった主人公が中学生時代の回想をするところから始まる。 あまり好きでなかったチーコが転校する事になってから主人公はチーコの大切さに気づく。 同い年なので彼女達の悩みなどに共感できた。 感情などがリアルでみずみずしかった。
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50年前ほどの女子中学生の、恋したり悩んだり友だちと喧嘩したり相談したりくっついたり離れたりとか、そういうあれ。 「児童向け」といえばそうだし「これぞ思春期」といえばそうなんだけれど、そういうのが昔から嫌いな子供だったまま大人になった私は「なんかメンドクセ!!」って思う部分も結構...
50年前ほどの女子中学生の、恋したり悩んだり友だちと喧嘩したり相談したりくっついたり離れたりとか、そういうあれ。 「児童向け」といえばそうだし「これぞ思春期」といえばそうなんだけれど、そういうのが昔から嫌いな子供だったまま大人になった私は「なんかメンドクセ!!」って思う部分も結構あって、だからヤキモキしながら読みました。 まず名前がわかりにくい…。下手に外国の翻訳小説読むよりわかりにくかったです。テコにニコにアコだっけ?ターコ?わけわかめ。 ◯◯ちゃんは、あっちのグループに入ったね。 あの先生、本当にうるさいんだけれど! 一人でお弁当の時間を過ごすなんて耐えられない… 先輩がキスしようとしてきたらどうしようかしら// うーん、面倒くさい。私が多分、そういう思春期やそういう青春を経てこなかったからかもしれない。 良くも悪くも、登場人物が変にマセてて、変に子供なんだよね。今の子がこれを読むとどう思うのだろうか…。
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時代的には昭和で、正直私にはあれ?と思うこともあったのですが、恋の悩みや流行への関心というのはいつの時代も変わらないのだなぁと思いました。 登場人物たちはニックネームで描かれているため、個人的に慣れるのに少し時間がかかりましたが、馴染むと逆に愛着が出てきました。 自分にはない、...
時代的には昭和で、正直私にはあれ?と思うこともあったのですが、恋の悩みや流行への関心というのはいつの時代も変わらないのだなぁと思いました。 登場人物たちはニックネームで描かれているため、個人的に慣れるのに少し時間がかかりましたが、馴染むと逆に愛着が出てきました。 自分にはない、友達の才能がうらやましい。 嫌なところもあるけど、やっぱり親友だ。 友達と話すのが、みんなといるのが楽しい。 そんな素直な感情が伝わってくる作品でした。
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著者の中学時代、 なんと昭和30年代半ばというからちょっと驚きました。 というのも、 今中3の長女の毎日と重なり そしてまた、 私が過ごした中学時代を思い出させるものでもあったからです。 著者の『あとがき』にあるように 時代が変わっても 友情や甘酸っぱい恋の記憶、心の成長は 皆...
著者の中学時代、 なんと昭和30年代半ばというからちょっと驚きました。 というのも、 今中3の長女の毎日と重なり そしてまた、 私が過ごした中学時代を思い出させるものでもあったからです。 著者の『あとがき』にあるように 時代が変わっても 友情や甘酸っぱい恋の記憶、心の成長は 皆が通る道なんだろうなと感じました。
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図書館で一目惚れというほどじゃないけど 見た瞬間に読んでみたいなぁと思った本 50年前の14歳の少女のお話 今も昔も変わらないもの、大きく変わってしまったもの でもやっぱり根幹にあるのは人間だから、そう大きくは違わない そんなことを意識してしまう小説ですね。 すっ...
図書館で一目惚れというほどじゃないけど 見た瞬間に読んでみたいなぁと思った本 50年前の14歳の少女のお話 今も昔も変わらないもの、大きく変わってしまったもの でもやっぱり根幹にあるのは人間だから、そう大きくは違わない そんなことを意識してしまう小説ですね。 すっと物語に吸い込まれるように入り込めるけど どこか第三者的な視点が残ってて、すっきりした後味でした。 さとうまきこさんはこの手の小説を書かれてるみたいだけど まぁ暫くはお腹いっぱいかなって感じ~ でも書き方は嫌いじゃないし、話も面白いと思います。
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今65歳の作家さんの中学生時代の話で ペチコート入れたスカートとか時代を感じるあだ名のセンスとか モノクロテレビとか西部劇とかクリント・イーストウッドとか そういうもろもろが「おお昔だ!」って感じでした 女の子のグループがどうとか、何人グループがどうとかそういうくっついたり離れ...
今65歳の作家さんの中学生時代の話で ペチコート入れたスカートとか時代を感じるあだ名のセンスとか モノクロテレビとか西部劇とかクリント・イーストウッドとか そういうもろもろが「おお昔だ!」って感じでした 女の子のグループがどうとか、何人グループがどうとかそういうくっついたり離れたりケンカしたりが めんどくさー!って思うくらい丁寧に描いてあって 40年とか前でも女の子って変わらないんだなーと思いました
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