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狼と香辛料(ⅩⅠ) の商品レビュー

3.9

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

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2013/02/09

再読。短編2つに中編1つの構成。 短編の方は、どちらも申し訳程度にストーリーこそあるものの、基本的にはホロとロレンスの甘すぎる掛け合いが主。 これを読んでいると、緩衝材的な役割としてコルを旅の仲間に入れたのは正解だったと実感する。たまに読む程度には良いが、何度も読むにはちょっと重...

再読。短編2つに中編1つの構成。 短編の方は、どちらも申し訳程度にストーリーこそあるものの、基本的にはホロとロレンスの甘すぎる掛け合いが主。 これを読んでいると、緩衝材的な役割としてコルを旅の仲間に入れたのは正解だったと実感する。たまに読む程度には良いが、何度も読むにはちょっと重い。 中編はエーブの過去話。まだ商人として駆け出しのエーブの言動が初々しくて可愛らしい。 後書きでも勧められている通り、エーブの登場する既刊を読み直したくなった。

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2012/09/15
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短篇集の第2段。 本編の間の箸休めといった感じですかね。 甘々しててよいですw エーブの話は本編の狼っぽさと過去の優しげな感じがうまく繋がらず、ちょっと違和感が残る感じでした。

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2012/06/12

Side Colorsと言うことで2度目の短編集 ホロがデレるのは必見だったりエーヴがかっこよかったり 本編とは違う面白味があった。

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2012/01/29

甘ったるい話だけど、面白いものは面白いもんだ。文章では意識しない部分まで意識しないと楽しめない仕様で狡いと感じたりするけど、ええもんじゃぁw

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2011/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。 短編だからというだけではなくて、お話の内容的にも 面白く、とても読みやすかった。 特に、エーブが商人として足を踏み出したばかりの頃のお話は 非常に興味深かった。 彼女の過去に興味はあるけれど、長々と描かれるとうんざりしそうで これくらいの長さで、駆け出しの頃の事件を少し書いてくれる方が 逆に読者としても想像力をかき立てられて良いと思った。 ちょっと悲しい話ではあったが、彼女が一人ではなかったことや ミルトンに手酷く裏切られた訳ではなかったのが 少しほっとした。 こうした過去を抱えた彼女がホロたちに出会ったのだと思うと 確かに筆者が仰るように、彼女の登場巻を読み返してみたくなる。

Posted byブクログ

2011/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「狼と黄金色の約束」「狼と若草色の寄り道」「黒狼の揺り籠」 前二つはいつものホロとロレンスの他愛もない戯れ 正直これいるか?って思いますけど まぁね・・・好きか嫌いかっていわれたら嫌いじゃないから うん・・・ それより「黒狼の揺り籠」はエーブの名前の由来 エーブの守銭奴誕生秘話みたいな 不条理な商人の世界に生きる二人の元貴族 それでも綴りに線とか点加えてとかよくわかんないけど 汚ねぇなまじで・・・ 商人だろうがなんだろうが人間として信頼はあって然るべきだと思うんだけどなぁ、優しくない社会だけども だから反吐がでる奴らですまったく エーブのお嬢様な姿よかったのになぁ

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2020/10/30

物語もいよいよ佳境…というところで割り込んだ外伝。 ホロとロレンスの仲の良さが目立つ短編が2編とエーブ・ボランが商人としての大きな一歩を踏み出した中編が1編。 特に短編2編はロレンスが大儲けを企むわけでなし、ホロの故郷の伝承の手掛かりがあるわけでなし、ロレンスとホロがイチャイチ...

物語もいよいよ佳境…というところで割り込んだ外伝。 ホロとロレンスの仲の良さが目立つ短編が2編とエーブ・ボランが商人としての大きな一歩を踏み出した中編が1編。 特に短編2編はロレンスが大儲けを企むわけでなし、ホロの故郷の伝承の手掛かりがあるわけでなし、ロレンスとホロがイチャイチャしているところを見るだけだけど、だがそれがいい。本編では大きな事件に巻き込まれたり息を抜く間がなかなかないので、外伝で何気ない日常を見せてくれるのは嬉しい。 シリーズ中で終わりまでもう外伝が読めないとわかっているのは寂しいものですね。

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2010/10/26

読書日記。 短編集。 ホロさまとロレンスのラブラブな話?が2つと、あのエーブがいかにしてエーブになったかという中編。これだけで一冊にできるくらいだったか。(2010年01月12日)

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2010/07/30

今回は狼と香辛料の短編集。 ①狼と黄金色の約束   ある村に立ち寄ったお話。土地の測量について、ロレンス達がとった   秘策とは。 ②狼と若草色の寄り道   陽のあたる草原に寄り道をしようと提案したロレンス。ところが・・・。 ③黒狼の揺り籠   エーブが女商人になるまでのお話...

今回は狼と香辛料の短編集。 ①狼と黄金色の約束   ある村に立ち寄ったお話。土地の測量について、ロレンス達がとった   秘策とは。 ②狼と若草色の寄り道   陽のあたる草原に寄り道をしようと提案したロレンス。ところが・・・。 ③黒狼の揺り籠   エーブが女商人になるまでのお話。 短編集といいながら③の量が圧倒的に多いのか気のせいかしらw 個人的に一番好きなのは②。こういう話がいいと思う。 まぁ、あまり多様されると飽きるから、短編集にはもってこいかな。 今回は挿絵のホロがかわいかった!!9巻の表紙は非常に大人っぽくなってたけど、今回のはかわいい路線。 ラノベは挿絵も楽しめるからいいよね♪

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2010/06/24

 「狼と香辛料」の短編集。  *狼と黄金色の約束  *狼と若草色の寄り道  *黒狼の揺り籠  圧巻はなんといっても「黒狼の揺り籠」だろう。  女商人エーブの若き日の姿というか、彼女がいかにして女商人となったかという物語だ。  没落貴族として生まれ、金のために嫁ぎ、しかしその家も...

 「狼と香辛料」の短編集。  *狼と黄金色の約束  *狼と若草色の寄り道  *黒狼の揺り籠  圧巻はなんといっても「黒狼の揺り籠」だろう。  女商人エーブの若き日の姿というか、彼女がいかにして女商人となったかという物語だ。  没落貴族として生まれ、金のために嫁ぎ、しかしその家も没するという運命に翻弄されてきた彼女が、自分の足で歩きだすためには、これほどの犠牲が必要だったのかと、あたらめて若い女が一人で生きることの難しさを感じる。  確かにこの物語はファンタジーだ。  けれど、中世ヨーロッパの世界観の骨組みをきちんと模しているところに、ゆるぎなさがある。だからこそ、女であることが生きにくさにつながっていく。  それを踏まえてのホロの人物造詣なのかもしれないと、はたと気付き、この奥深さがあるから惹かれてやまないのだと、納得した。  「狼と黄金色の約束」は、植民したての村に立ち寄った2人が巻き込まれる土地争いの話。  土地の確実な計量方法がないっていうのは、実に不便なことだなと、現代に生きるありがたみをちょっと感じたりする。  「狼と若草色の寄り道」は、他愛のない話。  でも、こういう他愛のない話で、ほのぼのと、そしてほっこりとさせられるのがこのシリーズのいいところ。あと、妙に知的好奇心も満足させてくれます。  …にしても、アニメの2期が始まるってことで、その宣伝が帯にあるんだが…。  ホロの顔違うよぉ。  1期と制作会社が変わるとかって噂聞いたんだが、どうやら本当らしい。でもって、すっごい嫌な感じなんですけどぉ。  しくしく。

Posted byブクログ