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小説 幸福の選択 の商品レビュー

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2012/11/07

どこにでもありそうな極々普通の団塊の世代の女性の生き方が、育ってきた時代背景、社会経済状況の変化もさりげなく紹介しながら淡々と描かれていた。 終章に書かれている、人生って、結局のところ“せんたく”の連続であるということを作者は言いたかったのだろう。 好むと好まざるに関わらず訪...

どこにでもありそうな極々普通の団塊の世代の女性の生き方が、育ってきた時代背景、社会経済状況の変化もさりげなく紹介しながら淡々と描かれていた。 終章に書かれている、人生って、結局のところ“せんたく”の連続であるということを作者は言いたかったのだろう。 好むと好まざるに関わらず訪れる俗世間の様々な出来事。 選択したあとは運なんだという。 運であるにしても、“幸せ”を求め勝ち取ることが重要だと。 五人の女性の同窓会後の“幸せ”は続いて行きそうだ。

Posted byブクログ