シルバータン(3) の商品レビュー
12歳の少年ジョージがドラゴンの彫刻を壊したことから始まった、『裏ロンドン』での像たちの戦い。捕らわれたガナーを救うべく、三度の決闘へと向かうジョージ。鏡の向こうの世界で二度の決闘がおわり『表のロンドン』へと戻ってきたら、鏡を抜けて「闇」が入り込み、時がとまり、人々が消え、すべて...
12歳の少年ジョージがドラゴンの彫刻を壊したことから始まった、『裏ロンドン』での像たちの戦い。捕らわれたガナーを救うべく、三度の決闘へと向かうジョージ。鏡の向こうの世界で二度の決闘がおわり『表のロンドン』へと戻ってきたら、鏡を抜けて「闇」が入り込み、時がとまり、人々が消え、すべてが凍りついていた。 ジョージは闇をもとへもどせるのか。そしてイーディーは母を求めて過去へとすすみだす。 ストーンハート3部作の最終巻です。1巻は面白かったけれど。
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ストーンハート三部作の三作目。 この筆者は人間よりも動物の描写に優れている気がします。いや、人間以外のもの達の描写かな。 雨どい野郎を筆頭に萌えます。彼とワタリガラスとのやり取りも面白い。 YA作品としてはモヤっとする大人の事情も登場したりして。そこを考え出すと本当にモヤモ...
ストーンハート三部作の三作目。 この筆者は人間よりも動物の描写に優れている気がします。いや、人間以外のもの達の描写かな。 雨どい野郎を筆頭に萌えます。彼とワタリガラスとのやり取りも面白い。 YA作品としてはモヤっとする大人の事情も登場したりして。そこを考え出すと本当にモヤモヤしてしまいます(^_^; それによって主人公ジョージのアイデンティティが危ぶまれる気がしましたが、本人達はそんなこと気にする余裕も無いようで。私は最後の最後で全部持ってくのかよ!?と気が気では無かったんですが。 本昨では更に戦争が本格化します。 あと若干疑問なのが、過去との干渉の法則。あれ?前作では普通に過去の者と絡んで無かったか?うっかりでしょうか。 まあいいや。 実在の彫像が活躍するので、検索してみると楽しいかも。勿論ロンドンを訪問する機会があれば実際探索してみるのも。 個人的にはヒロイン、イーディのパートに惹きつけられましたが、同時に彼女のようなキャラクターにはイライラもさせられるんですよね! キャラクターで言えば、やはり人間以外の者達が魅力的なんですよ! 雨どい野郎 ワタリガラス ホッジ テンプルバーのドラゴン クロッカー ガナー リトルトラジティ などなど。 個性豊かな面々の闘いをどうぞ。
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最後、こう来たか!とうなりました。少々設定が物足りませんでしたが、タレント達との戦いは手に汗握りました。
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物語最終章、ロンドンの町が黒い霧に覆われ、悪と善が戦う。銅像同士が戦っても、深夜12時までに台座に戻れば次の日から又元通りという設定が効いている。子供が粘土のおもちゃを壊すようで、後腐れがあまり無い。良い銅像と悪い銅像があるのも楽しい。なんでチャーチルは味方で、ニュートンは敵なん...
物語最終章、ロンドンの町が黒い霧に覆われ、悪と善が戦う。銅像同士が戦っても、深夜12時までに台座に戻れば次の日から又元通りという設定が効いている。子供が粘土のおもちゃを壊すようで、後腐れがあまり無い。良い銅像と悪い銅像があるのも楽しい。なんでチャーチルは味方で、ニュートンは敵なんだろう。作者の好み?ロンドンって、銅像が多くて楽しそう。ロンドンに行って、猫のホッジに会いたい。
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