ムーミン谷のひみつの言葉 の商品レビュー

冨原眞弓【著】

2014/02/03

コミック版『ムーミン』シリーズから選りすぐりのヒトコマを紹介した本書。見開き左頁に大きく一場面を、右頁にその頁の概要と解説を掲載した形式です。

アニメ版と異なり、コミック版はより素朴なタッチのイラストで味があります。個性的なキャラクターの数々に癒されながらも、コミックならではのハッとさせられるセリフに時折驚かされつつ、ムーミン谷の世界の魅力に存分に触れられる１冊だと思います。

2011/08/25

スウェーデン語のことはわからないけれど、富原さんの語彙豊かで素敵な文章を読むと、研究熱心でムーミンに対する愛が深くて、信頼できる翻訳家だということがわかる。とっても面白い本。

2015/04/04

コミックス版ムーミンの名言集（イラスト付き）と短い解説。

なんか笑える。
なんかシュール。
なんか深い。
そしてなんか癒される。

人生の核心を突いたような台詞をサラッと言ってのけるスナフキンもすごいが、
それはまあスナフキンなので当たり前だとして、
ムーミンママがすごい。
何て言うかクール。
特にムーミンパパの痛々しい行動に対しては脅威のスルースキルを発揮。
的確なツッコミを的確な表情と共に繰り出す様はまさに賢者。

皆いいこと言ってるんだけど、ムーミンママの存在感ったらなかった。
児童書版とは性格が違うキャラもいてちょっと驚き。
読み終わってから、心がスッとした…ような気がする。

2010/10/17

どこに行くのかなあ？というより、何からに逃げているかが問題よ。
ねえ、義務ってなんのこと？　したくないことをすることさ。
旅人ってのは、ぴったりの口にありつけないものなんでね。
たまにはフリをするのも必要なのよ。
な、心の伊丹は商売になるのさ。
負けるために最善をつくすよ！
なにかを手に入れようと思ったとたんに、面倒なことがおきるものさ。
そのうち、なんて当てにならないな。いまがその時さ。
いかにも不器用でございってふりすりゃ、必ず手伝ってもらえるものさ。

2010/08/23

東京ビックサイトでのブックフェアで購入。ちょい割引あり。筑摩書房のブース大盛況だったよ！　黒いトートバック欲しさに筑摩本を量購入。筑摩の人が格好よかった。らぶ筑摩。これ読んでますますムーミンらぶ。でもムーミンBOXセットは断念。来年こそ買うかも。