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イスタンブールの毒蛇 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2016/10/28

宦官ヤシムのシリーズ。 前作と変わらず、イスタンブールの歴史や街の喧噪やら生き生きと描かれていて楽しめました。

Posted byブクログ

2011/03/08

白人宦官ヤシム君の大活躍。どうも彼自身の魅力や作る料理、街のたたずまいに目を奪われて、肝心の謎解きの手がかりをうっかりいくつも読み飛ばしてしまった。 もちろんミステリとしても面白いのだが、とにかくエキゾティックな世界にどっぷりはまれて、それが楽しい。 原作はまだ続きがあるようだが...

白人宦官ヤシム君の大活躍。どうも彼自身の魅力や作る料理、街のたたずまいに目を奪われて、肝心の謎解きの手がかりをうっかりいくつも読み飛ばしてしまった。 もちろんミステリとしても面白いのだが、とにかくエキゾティックな世界にどっぷりはまれて、それが楽しい。 原作はまだ続きがあるようだが、果たして訳出されるだろうか? してほしいなあ。

Posted byブクログ

2009/10/07

19世紀初頭のトルコ。 ロシア生まれの宦官ヤシムが主人公の2作目。 優秀で眉目秀麗なキリスト教徒の少年を去勢して雇う習慣があったのですね。イスタンブールの街中に住み、宮廷にも出入りする異色の存在。 スルタン・マフムート2世は新しい宮殿で死の床にあった…皇帝の生母はフランス生まれ。...

19世紀初頭のトルコ。 ロシア生まれの宦官ヤシムが主人公の2作目。 優秀で眉目秀麗なキリスト教徒の少年を去勢して雇う習慣があったのですね。イスタンブールの街中に住み、宮廷にも出入りする異色の存在。 スルタン・マフムート2世は新しい宮殿で死の床にあった…皇帝の生母はフランス生まれ。 美女が登場します。 ヤシムの行きつけの八百屋が襲われ、見舞いに行くヤシム。 フランス人考古学者ルフェーブルも助けを求めてくる。落命した後にそれを知らずに探しにやってきたその妻というのが美女。 ヤシムの友人で名ばかりのポーランド大使のパレフスキーの家の離れに住み着いた一家の夫が良い仕事を得たのもつかの間、行方不明に。 水をめぐって深まる謎。 どこかで繋がりが…? バイロン卿とギリシアの独立など、トルコの関わる意外な一面が。 2007年の作品、2009年4月翻訳発行。

Posted byブクログ