経済を動かす単純な論理 の商品レビュー
・リスク、大数の原理、証券化 ・土地バブルから国債バブル ・利子率<成長率 ・GDPとバブルは、同じ率で成長する。 ・バブルは代替できる。 ・IT => 住宅 => 資源(原油、金) ・経営収支 = 貯蓄 - 国内投資 ・利子率 ト、2009.6.25
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前半は証券化に代表されるように大数の法則によってリスク分散を図ること、「情報の非対称性」(取引に際して一方だけが知っていて、もう一方が知らないことがあると、その「リスク」が価格として上乗せされる)が説明されるが、あまり見るべきものはない。後半のバブル論がちょっと特異。この人の定義...
前半は証券化に代表されるように大数の法則によってリスク分散を図ること、「情報の非対称性」(取引に際して一方だけが知っていて、もう一方が知らないことがあると、その「リスク」が価格として上乗せされる)が説明されるが、あまり見るべきものはない。後半のバブル論がちょっと特異。この人の定義では、実態以上の価格になっているものは全てバブルだという。通貨自体、本来50円程度の一万円紙幣は九千数百円のバブルであり、土地・通貨・国債それぞれの間でバブルが行き来しているのだという。成長率が金利を上回る(国債発行が許される根拠として一時期議論になっていたような記憶が、、、)経済では、本来的な価値のない財の価格が上昇し、それがバブルなんだとか。そうは言っても、そうやって効率のよい財にシフトしていくのが経済なんだと思うが。。。
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