拳闘暗黒伝セスタス(15) の商品レビュー
- ネタバレ
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この巻でとりあえず終わりか。。。 なんか今振り返ると始めの時に命を賭けたハラハラ感はそこまで感じないなぁ。。。 そういう展開よりもホーリーランド的な戦い方とかそういうのがメインになってる。 主人公とライバルの絡みが無くなったしそれぞれの地位もある程度安定してきて、、葛藤とかもっとあるといいのに!
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早く続きが読みたい! 今の段階では、 第一部15巻で一旦終わっていて 再開すると言ったきり再開の目処が立っていないらしい。。。 作者は今ベルセルクのアシをしているそうだw 絵柄はちょっと少女マンガちっくというか お目目キラキラ、美少年いっぱい、です。 この時代のお話は面...
早く続きが読みたい! 今の段階では、 第一部15巻で一旦終わっていて 再開すると言ったきり再開の目処が立っていないらしい。。。 作者は今ベルセルクのアシをしているそうだw 絵柄はちょっと少女マンガちっくというか お目目キラキラ、美少年いっぱい、です。 この時代のお話は面白いです。 舞台は暴君ネロの政権時代で 歴史的背景がとても分かりやすく読めます。 奴隷の子は奴隷。 商人の子は商人。 貴族の子は貴族。 ”生きる為に”何をすべきか、 それぞれの身分の悩みや葛藤が描かれています。 幼年で即位してしまった皇帝ネロは 生まれたときから何不自由なく暮らしているけれども 誰も信じられないし、己を見つめることさえ出来ない。 一方、奴隷として生きるセスタスは 拳奴として仲間を想い、敵を想い 自らの手で自由を掴み取るために闘う。 権力、金に我を奪われるものと、 自らの誇りにかけて闘うものや 幼少から富を持つ故に努力しない悩みなきジュニアと、 生きる為に努力を惜しまない才覚ある奴隷との皮肉など 大事なのは身分ではない、 という事を色々な奴隷の人生を交えて話が進みます。 この時代ローマは、他の国よりも先進的で 奴隷に対しても能力のあるものはそれ相応に働ける場面も 決して多くは無いが多少なりとも出てきている頃。 これには才覚、努力はもとより運の要素が強いと思いますが、、、 (他の国はもっと差別がひどい) そしてこの話の主人公セスタスが関わる拳奴たち。 みな拳ひとつで自分の生活を支えるという 極めてシンプルで残酷な仕事に身を置きます。 勝つことだけが、”生き残る術”。 しかし自分が勝てば敗者の夢や希望を打ち砕く事になり まして生死をかけた闘いも少なくなく 感受性豊かなセスタスは苦悩するのです。 小さなセスタスも巻が進むにつれて 徐々に精神面も肉体面も自然に成長が描かれていて このへんは上手ですよねー。 執筆再開してくれないかしら。。。
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奴隷セスタスが己の拳で自由を掴む話。 格闘技が好きな人には面白いはず。 はやく続きを描いてほしい。
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