窮鼠はチーズの夢を見る(フラワーC) の商品レビュー
おもしろいんだけど、好きではないなーという感じ。 男の人がかっこよく描かれてると思います。(絵柄が) ひたむき一途な感じが良かったです。
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水城さんの作品は、ホーホケしか読んだことなかったので衝撃的!でした。 恭一さん→ディミトリ ラインは徐々に嵌ってしまうので恐ろしいです。
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二人のすれ違いや葛藤にリアリティを感じる。 「商業BL=ファンタジー」の私的定義を見事に覆した名作。 イラストに惹かれ読み始めたものの、すぐに内容の深さに引き込まれハマりました。
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友人とまんだらけに行った際に購入しました。 友人も面白いと言っていたし、オビ付き品には「このBLがすごい」の文字があったので、続編の「俎上の鯉は二度跳ねる」と共に購入。 見事にはまりました。 これは、すごい。 私はよく本を積んで置いて読まないし、読み始めても飽きて放置することが...
友人とまんだらけに行った際に購入しました。 友人も面白いと言っていたし、オビ付き品には「このBLがすごい」の文字があったので、続編の「俎上の鯉は二度跳ねる」と共に購入。 見事にはまりました。 これは、すごい。 私はよく本を積んで置いて読まないし、読み始めても飽きて放置することが多いのですが、この本は先が気になって、もう寝なきゃいけない時間なのに読みたくて、結局途中からパラパラ読み、悶え就寝し次の日に「俎上の鯉は二度跳ねる」まで一気に読み切りました。 ストーリーももちろんすごくいいのですが、せとなさんの描く人間の感情がとても好きです。 自分にすっと、もしくはどしんと当てはまる言葉が次々に出てきます。 共感できるというかそのまま当てはまるというか突き刺さるというか…。 そのことを感じたのがまず2話目でびっくりしました。 せとなさんは日々何を思ってこういう感情表現のマンガを描けるのだろう。 「ショコラティエ」もですが、人間関係色々あるよねっていうのをものすごくリアルに描いています。 シーンや言葉、絵にことごとく悶えるので、読むのに時間がかかってしょうがなかったです。 「俎上の鯉は二度跳ねる」を読み終わったのが2:30とかだったのですが、眠くならず困りました。 すごいよ、せとなさん。 BLだし、エロも結構出てくるし、結局エロだし、これを持っていることが知られてはまずい人にばれたらどうしようとも思いますが、これはそういうことを気にせずに、ずっと持っておきたい本です。 きっと、また違うタイミングで読んだら違う見方ができるような。 違う部分に共感できるのではと思える作品です。 こんなに共感する言葉が沢山出てくるマンガに私は初めて出会いました。 表現、ストーリーに共感できたことはあっても、”言葉”、”セリフ”にものすごく共感したのは初めてでした。衝撃です。 BLが苦手ではない方なら是非読んでみて下さい。
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男子であり、オタク的な文化・嗜好に寄っていないってこともあり、「BL」というモノがいまいちわからないでいた。今回、BLの師匠に王道な作品を教えてもらったので読んでみた。 BLとはボーイズラブ、男性の同性愛をモチーフとした小説やコミックのことをいう。BLといった場合の読者は、...
男子であり、オタク的な文化・嗜好に寄っていないってこともあり、「BL」というモノがいまいちわからないでいた。今回、BLの師匠に王道な作品を教えてもらったので読んでみた。 BLとはボーイズラブ、男性の同性愛をモチーフとした小説やコミックのことをいう。BLといった場合の読者は、同性愛者ではなく、主に女性層をターゲットとしている。「やおい」と同義と思っていたが、どうやら少し違う。「やおい」はパロディや同性同士のエログロ、インモラルな描写などが伴い、主に同好の士を対象とした作品群であるのに対して、BLは商業的でオリジナル作品といった側面が強く出ている。両者に明確な区分はなく、「やおい」作品をBLという言葉で代用することも多いようだ。いずれも“腐女子”と呼ばれるユーザー層がターゲットで間違いないだろう。 で、『窮鼠はチーズの夢を見る』である。結論から言えば、ちゃんと面白かった。男同士のセックスが登場するレディースコミックの作品であるが、しっかりした恋愛ドラマじゃないか。 大伴(男)は、大学時代の後輩である今ヶ瀬(男)にある弱みを握られ、【キスまで】という条件付きでカラダを弄ばれる。大伴は妻のいるノンケで、今ヶ瀬はカミングアウトしていないゲイ。彼は大学時代から大伴のことが好きだった。大伴にその気はないが、妻との関係は疎遠になっており、次第に今ヶ瀬に惹かれていく。連作となる『俎上の鯉は二度跳ねる』で完結するのだが、性別を無視して物語を見れば、あちこちに寄り道をしながら関係を築いていく王道の恋愛ドラマである。 とはいえ、本作はレディースコミックかつ同性愛モノだ。男性が読むにはなかなか骨が折れるというか、心が折れるというかw、ある程度の強い意志が必要な作品かと思う。本作に登場する男は少女マンガの中の“男性”で、ボーイッシュな女性と基本的に見分けがつかないぐらい、華奢でこぎれいでヒゲひとつ生えていない中性っぷりなので、なんとか耐えたw。 女性向けのエロコミックをたくさん読んだわけじゃないが、基本的に男性向けのエロコミックとは視点が違うように感じる。男性向けのエロ作品は、行為による結果、反応する女性を中心に描写された一人称の視点であるのに対し、女性向けエロ作品は、行為自体の描写は俯瞰した視点で、する側とされる側の感情の描写が入り交じる傾向にあるように思う。
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初めて読んだBL。でも、これ以上の作品に出会ったことがない。 BLというより、人間の業の深さを描いてる。
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『BLはファンタジー』ばかりじゃない。 ゲイとノンケってそうそう上手くいくわけないよな… 普通のBLならそこは女を選ばないだろう、 ましてやホテルなんて行かないだろう、ってとこで行ってしまう攻なんですよね。 個人的にはノンケ受萌えに目覚めた作品。
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読み終えて、決して幸せな気分にはなれないけど読了感がハンパない。 良い意味でずっしり。こういう重さは癖になる、何故か定期的に読み返してしまう。 やっぱり水城ワールド!
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リアル!好き!今ヶ瀬まじ好き! 「この陰険ホモ!」「このチン軽!」のやり取りとかすげー好きだなぁ。口の悪いBLとかすげー好き。だいぶ好き。
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かつてバイト先の先輩が「なんでこれBLの棚じゃないんだろう」と言っていた理由がようやく分かりました。 でも、そうゆう絡みより二人の心の動きにこそ本質はあるのかなとも思う。
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