待ってくれ、洋子 の商品レビュー
ばあちゃん用に購入したけど、なんとなくペラリとめくったら最後まで通して読んでしまった。 長門さんってホント奥さんのこと大好きなんだっていうのが伝わってきた。若い頃は洋子さんに迷惑かけっぱなしの、女にだらしない、しょーもない男だったようだけど、それを支えてきたからこそ、今も自宅介護...
ばあちゃん用に購入したけど、なんとなくペラリとめくったら最後まで通して読んでしまった。 長門さんってホント奥さんのこと大好きなんだっていうのが伝わってきた。若い頃は洋子さんに迷惑かけっぱなしの、女にだらしない、しょーもない男だったようだけど、それを支えてきたからこそ、今も自宅介護にこだわるくらいの夫婦仲になってるんだろーな。私には遠い世界のことすぎて想像もつかん。
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978-4-391-13747-7 206p 2009.6.19 4刷 ○南田洋子さんが認知症になり それを介護する長門裕之さんの奮闘記。 リアルな描写がわかります。
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長門裕之(1934.1.10~2011.5.21 享年77)著「待ってくれ、洋子」、2009.5発行。著者が愛妻、南田洋子(1933.3.1~2009.10.21 享年76)への思いを「老々介護」に寄せて語った書です。お二人とも鬼籍に。寂しいです。妻の異変が始まったのは「いつ」だ...
長門裕之(1934.1.10~2011.5.21 享年77)著「待ってくれ、洋子」、2009.5発行。著者が愛妻、南田洋子(1933.3.1~2009.10.21 享年76)への思いを「老々介護」に寄せて語った書です。お二人とも鬼籍に。寂しいです。妻の異変が始まったのは「いつ」だったのかとの著者の思い。はい、相方の様子は何気なく時々しっかり観察しなくては思いました。自分のことはともあれw。トイレと風呂は人にまかせられない。機微な世界、是々非々なんだろうなと、そんな気がしてます。自立と自律、妻も私も頑張らなくては!
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自分と妻とどちらが先に「手」が必要になるかわかりませんが、長門さんみたいに対応したい。人生にはもちろん色々なことがあるけど、最愛の妻と一緒に最後までいたい。
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ほんっとうにロクタラオトコジャナイ!! けど、お互いに一緒になるべくしてなった相手で 仮面夫婦なんかではないんだな。 全てひっくるめて最高の夫婦なんだろうな。
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長門さんとの夫婦愛に感動させられました。 何と云っても洋子さんのお元気だった頃の献身ぶりに脱帽です。 華やかな世界に生きておられても、お仕事をこなされながらお舅さんの介護にと弱音吐かず、旦那さんの遊びも黙認。だからこそ、長門さんもこれだけ愛情を注がれていらっしゃる様にも思えた。 ...
長門さんとの夫婦愛に感動させられました。 何と云っても洋子さんのお元気だった頃の献身ぶりに脱帽です。 華やかな世界に生きておられても、お仕事をこなされながらお舅さんの介護にと弱音吐かず、旦那さんの遊びも黙認。だからこそ、長門さんもこれだけ愛情を注がれていらっしゃる様にも思えた。 洋子さんから長門さんに宛てられた手紙、もう書いてもらえないと大事そうにされてるご様子に涙しました。 介護は、大変です。ましてや老々介護はと思うとき、この年代の方は介護保険を使うことに躊躇されることが、痛ましかった。 この本は3年前に出版され、お二人も2009年、2011年と仲良く旅立たれあの世でも仲睦ましくされている事とお祈りいたします。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目28箇所。ドキュメンタリー放送で寄せられた批判は1通のみ。介護の現実を話すのは・・・勇気ある告白、人にはなかなか話せない。04年、台詞が覚えられない・・・予兆。03年化粧が面倒だから・・・見逃してはいけない予兆だった?女優を辞める決心。介護をしながら仕事にも打ち込む・・・相手の気遣いも余計に感じることもある「お疲れなのに」。物忘れを自覚しており、人前に出るのが怖いと話していた。もともと、共演者はいても親しい友人は少なかった。伝達ができないことほど辛いことはない。伝達能力がなくなると無力。どうやったら笑ってくれるのか?「病院に入れる」はタブー。長門裕之と南田洋子の歴史・・・浮気相手のことや遊び相手のことなどあっても受け入れる姿勢。長門裕之が売れるきっかけ・・・自分の道を磨くこと。女優をしながら義父の介護を懸命にこなす。俳優はみすぼらしくてはダメ。理解できないことは相手の頭の中で「理解しなくていい」と判断されているかもしれない。人間は尊厳を持ち続けるもの・・・身体は動かなくても下の世話を人様にまかせても、幼児化しているわけではない。認知症患者は赤が嫌い?介護技術や知識よりも妻の国の言葉のエキスパートになりたい。自分がどうなろうと妻のために人生をささげてもいいじゃないか。介護のプロに自分と妻の関係に土足で踏み込んで欲しくない。妻のことは全部自分がやっていると胸をはって言いたい。現代のようにお腹を大きくして女優が仕事をできた時代ではない。表面的なベタベタした愛ではなく深い深いところで感じ取れる愛。治ることより「どう生きるか?」
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俳優、長門裕之の、最愛の妻への介護の日々。こんな夫婦でありたいと思いました。愛する人を失うかも知れないという日々は、とても恐くて悲しいけれど。
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たまたま見たテレビ番組がきっかけで手にした本。 南田さんへの愛しい気持ちがすごく伝わってきた。 夫婦の在り方や愛のかたちはそれぞれで、それが正解だったかなんて、最期に自分達だけが判ればいいのかな。なんて考えたり。
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私の中の理想の夫婦のランキングで、五本の指に入りました。 病気を乗り越えて、お二人とも最後まで幸せだったことと思います。
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