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星の砦 の商品レビュー

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2023/09/10

TwitterもといXに「あやふや文庫」というアカウントがあり、ずっと探していた本をアーカイブで「星」というワードで検索したら一発で見つかったので、嬉しくなって新版を購入。 マンモス団地の少年少女が上昇志向の大人たちと戦うという、今の子供たちには昔の環境などが少しピンとこない話か...

TwitterもといXに「あやふや文庫」というアカウントがあり、ずっと探していた本をアーカイブで「星」というワードで検索したら一発で見つかったので、嬉しくなって新版を購入。 マンモス団地の少年少女が上昇志向の大人たちと戦うという、今の子供たちには昔の環境などが少しピンとこない話かもしれないんだけど(あと少し左巻きの気があるかも)、テンポがよく内容が濃く、感動できる話なのでぜひ読んでほしい。 勉強とか将来とかいう話だけではなくて、他の人の話をよく聞く、意見が違ったら話し合う、相手の隠された意図を知る、などという、人として大事な姿勢の話だと思う。 ハリポタのハーマイオニー関連のエピソードにもこんな感じの話しがあったけど、作者の方は多様性とは逆の方向に行ったようで残念ですが…。そういうこともある。 とまれ、この本は昔の感動がそのまま味わえて感激でした。児童文学の金字塔の一冊として長生きしてほしい。

Posted byブクログ

2010/04/02

これは…SF小説なのか、ファンタジー小説なのか微妙な位置にある小説だなぁ(苦笑) けれど面白かった。 1993年に出版され今回かわいらしい挿絵と共に青い鳥文庫でまた出たんだね♪ナツは理論社の方で読んだんだけど青い鳥文庫で出版する際多少の加筆修正はされているらしい。 まぁ大筋が変...

これは…SF小説なのか、ファンタジー小説なのか微妙な位置にある小説だなぁ(苦笑) けれど面白かった。 1993年に出版され今回かわいらしい挿絵と共に青い鳥文庫でまた出たんだね♪ナツは理論社の方で読んだんだけど青い鳥文庫で出版する際多少の加筆修正はされているらしい。 まぁ大筋が変わるわけではないだろうけど。 内容もいいと思うから表紙からでもぜひ手に取ってみて欲しいなぁ。 ゆとり教育が今となっては間違いだったのでは?と思ってしまう今だからこそ古いけれど新しいテーマで書かれているような気がする。 けれど教育問題だけではない。 縛られた生活の中自分たちの考えで行動している6年5組は先生だけではなく同じ子どもであるのに他のクラスの子ども達にも排除(と言いたくなるような仕打ちだと思う)されてしまう。 きれい事な部分も確かにあると思うけれどほんの少しでもいいから6年5組のみんなみたいに疑問を持ってくれたらいいのにな。 大人の言うことが必ず正しいとは限らないから(苦笑)

Posted byブクログ