1,800円以上の注文で送料無料

カール・シュミット再考 の商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/06/12

[ 内容 ] カール・シュミットはなぜナチズムに関わったのか。 ナチズムのもとでどのような行動をしていたのか。 シュミットを現在考えることにいかなる意味があるのか。 本書では、ワイマル末期から第三帝国期を経て、第二次世界大戦にいたるまでの、シュミットの政治思想の展開を、とりわけナ...

[ 内容 ] カール・シュミットはなぜナチズムに関わったのか。 ナチズムのもとでどのような行動をしていたのか。 シュミットを現在考えることにいかなる意味があるのか。 本書では、ワイマル末期から第三帝国期を経て、第二次世界大戦にいたるまでの、シュミットの政治思想の展開を、とりわけナチズムとの関係を中心として考察する。 すなわち、大統領内閣の「桂冠法学者」からヒトラー内閣の「桂冠法学者」への転向、反ユダヤ主義との関係、第三帝国期における政治的位置、戦後における評価などの論点について、これまでの研究への問題提起を行う。 [ 目次 ] 第1章 ワイマル末期における政治構想 第2章 近代批判と「ポスト・モダン」 第3章 シュミット像の変化―左翼知識人から見たシュミット 第4章 「二重国家」の中で 第5章 ナチズムへの水脈 第6章 第三帝国期における政治的位置づけ 第7章 シュミットとラディカル・デモクラシー論 終章 カール・シュミット思想の現代的意義 付録 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ