お金に愛される生き方 の商品レビュー

邱永漢【著】

2015/06/20

見出し設定→対応した内容を過去の著作から抜き書きという安易な構成、新刊本でありながら内容はリサイクル本。論旨が展開されるわけではないので、全く頭に残らない。Qさんの本なのに残念。

2014/10/12

［　内容　］
１００年に一度の大不況をどう乗り越えるか。
「今」に生きる、蓄財の原則。

［　目次　］
第１章　お金は生きもの
第２章　お金の着実な貯め方
第３章　利殖の真髄
第４章　株式と不動産投資
第５章　事業展開のノウハウ
第６章　お金のスマートな使い方
第７章　老後の対策

［　問題提起　］

［　結論　］

［　コメント　］

［　読了した日　］

2012/06/11

お金だけでなく、人についての経験が多いからおしろい。

商売がうまく行かなくなるのはアイデアが不足しているからであって、お金が不足しているからではない。商売についての物の考え方が時世にあわなくなれば、業績が不振におちいるのは当然だし、したがって利益もでなくなってお金が不足してくる。すると、どうしてもお金の不足ばかり目について、お金さえあれば問題が片付くような錯覚をおこしがちである。しかし、お金の不足は結果であって原因ではない。お金が不足するから商売がうまく行かないのではなくて、頭がないから商売がうまく行かないのである。

人に金を貸してはいけない。どうしても貸すとしたら、その金は、金の生んだ収益のほうから支出しなければならない。また、決して保証人になってはいけない。複雑な金銭問題は極力さけなければならない。なぜなら、金銭に対する意見の対立ほど人間の醜さを暴露するものはないからである。

金持ちというのは、いくら貯めたかではなく、一生のあいだにいくら使ったかで決まるんです。お金は、使い終わってはじめて完成品になる。

2011/08/20

この本の中にあるテーマごとに、著者の邱さんが今までに書かれた著書の中からそのテーマにあう内容を集めたような本でした。

著者の本を全部読まなくても、この一冊で人生におけるお金の使い方や存在意義などを教えてくれる一冊になっていると思います。

お金は生活に必要なものであり、時には人を狂わせたり、困らせたり、逆に豊かにしたりといろいろな側面を持っているので、お金の性質を考えるのには良い本だと思います。

20ｐ
お金をたいせつにすると、お金はどんどん集まってくる。まず、ちいさなお金だからといってバカにしてはいけな。私たち人間社会で言えば、下っ端の人間だからといってバカにしては行けないのと同じ理屈である。