外郎売 の商品レビュー
本だけじゃなくて本物を聞きたい。 ただの早口言葉じゃなかった。 本物聞く前と後ではこの本の印象もかなり変わりそう。 この本を読み聞かせるときはページをめくる必要があるわけで、折角のページの切れ目、利用しない手はないから、しっかり艶付けて、息を継ぎながら読むのがいいのかも。 それで...
本だけじゃなくて本物を聞きたい。 ただの早口言葉じゃなかった。 本物聞く前と後ではこの本の印象もかなり変わりそう。 この本を読み聞かせるときはページをめくる必要があるわけで、折角のページの切れ目、利用しない手はないから、しっかり艶付けて、息を継ぎながら読むのがいいのかも。 それでも相当な練習がないと読めないけどなあ。
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多少なか抜けしていますが、外郎売りの言い回しが絵本になっています。一応全口上も最後の見開きに載っているので読み上げるときはそちらを利用するといいかも。 多分普通に読むと子どもの興味をひけないので、声優や(今の人気アニメ声優の動画なども多数あり)アナウンサーの発声練習動画を見せたり...
多少なか抜けしていますが、外郎売りの言い回しが絵本になっています。一応全口上も最後の見開きに載っているので読み上げるときはそちらを利用するといいかも。 多分普通に読むと子どもの興味をひけないので、声優や(今の人気アニメ声優の動画なども多数あり)アナウンサーの発声練習動画を見せたり、歌舞伎のその部分を見せたりして興味引くといいかもしれません。北原白秋の「五十音」の音読と合わせて読み聞かせしたい本。しかし!これを完璧に読みこなすこと、それが難しいのです。一時期練習していたけど、再開しようかな…。
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ういろうといっても薬売りのこと。この物売り口上が無茶苦茶長くて、早口言葉もてんこ盛りで、いやあ凄いよ。最後の決めもかっこいい。アナウンサーが活舌の練習のために使っているそうだ。
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外郎売りの口上を1冊まるごと絵本に。 物売りの口上なのだから、ストーリーはあってないようなもの。 色々な早口言葉みたいなフレーズが次々と出てきます。 これをどう絵にするかと思えば、フレーズからイメージされる世界観を絵にしていました。 ごちゃごちゃと色々な人が登場するモブ...
外郎売りの口上を1冊まるごと絵本に。 物売りの口上なのだから、ストーリーはあってないようなもの。 色々な早口言葉みたいなフレーズが次々と出てきます。 これをどう絵にするかと思えば、フレーズからイメージされる世界観を絵にしていました。 ごちゃごちゃと色々な人が登場するモブシーンとなっています。 早口言葉もごちゃごちゃしてるし、絵もごちゃごちゃしてるし、なかなかごちゃごちゃとして軽快でよろしい。 現在国語の授業の改悪が検討されていますが、契約書や説明書なんかを読むくらいなら、こういう古い言い回しこそ国語の授業で触れるべきだと思います。 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2021/01/06/204100
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「ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐ」などの全文を久々に発声してみるも思うようには読みあげられずにお手上げ!(でもたのしい) 上記文句をタイプ入力するのも実はちょっとした難易度デス。。汗。声にだすことばのえほんを気持ちよくよめて、内容をあわせて楽しめるようになったら気持ちいい(=^x^=...
「ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐ」などの全文を久々に発声してみるも思うようには読みあげられずにお手上げ!(でもたのしい) 上記文句をタイプ入力するのも実はちょっとした難易度デス。。汗。声にだすことばのえほんを気持ちよくよめて、内容をあわせて楽しめるようになったら気持ちいい(=^x^=)またトライしまーす
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朗読についての本で、必ずと言っていいほど紹介されている外郎売。絵本にもなってるのか、と手に取ってみた。絵本用に少し手を入れられているので、外郎売の全文を読みたい人は、他の本をあたったらいいと思う。まあ、これはこれで。絵本の本編より、巻末の解説「外郎売は早口言葉のお徳用詰め合わせセ...
朗読についての本で、必ずと言っていいほど紹介されている外郎売。絵本にもなってるのか、と手に取ってみた。絵本用に少し手を入れられているので、外郎売の全文を読みたい人は、他の本をあたったらいいと思う。まあ、これはこれで。絵本の本編より、巻末の解説「外郎売は早口言葉のお徳用詰め合わせセット」が良かった。 外郎売は早口言葉のお徳用詰め合わせセット 要約 「外郎売」は、日本に昔からある早口言葉をてんこ盛りに詰め合わせた歌舞伎の芸だ。 歌舞伎役者、市川團十郎の十八番の一つとして知られている。中国伝来の丸薬であるういろう(透沈香)によって、持病の咳が止まったことに感謝して、1718年に初演したと言われている。 このように物を売るための台詞を「物売り口上」と言う。外郎売りの面白さは、物を売るという現実的な状況の中に早口言葉がある点にある。早口言葉には本来、意味や理由など無い。しかし外郎という薬には、飲むと口が回り出して止まらないという効能があり、それを実証するために、外郎売りは早口言葉を連ねていく。彼は、薬を売るために一生懸命早口言葉をやっている。普段ただ早く言うためだけの早口言葉と違って、早口言葉の必然性があり、そこが外郎売りの魅力となっている。 音の面白さもまた、外郎売りの魅力の一つだ。音としての日本語の楽しさを引きだしている口上だ。早口言葉として言いづらいのだが、思わず言いたくなってしまう音の面白さ、テンポの良さがある。だから、江戸時代からずっと伝えられてきたのだろう。 アナウンサーや朗読家など、言葉を話す職業の人達は、よく滑舌の練習に外郎売りの口上を使っている。「滑舌の良さ」とは、舌が回るだけでなく、息がうまく切れていることを言う。動物の中で、息がうまく切れるのは人間だけだという。だから言葉を話せるのだ。だらだらとメリハリ無く話す人は、うまく息が切れていないせいだ。 外郎売りを口にすると、しゃべることに自信を持てるようになる。外郎売りは、職業や年齢に関係なく、日本語の使い手にとって非常に文化的価値の高い口上だ。
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長野ヒデ子さんの講演で紹介されていました。 外郎はお菓子のウイロウではなく、薬の仁丹だそうです。 歌舞伎をもっと若い方々に知ってもらい歌舞伎を見てもらいたい為に作られたそうです。
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引退してから久しぶりに読んでみた。 こどもに読み聞かせてるはずが、だんだん本気モードになっちゃった。 早口言葉はやっぱり難しい。 でも、こどもはストーリーを感じ取って楽しかったらしいです。 古典って、やっぱり残ってるだけのものはあるのだなぁと思いました。
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長野ヒデ子さんの絵がなんとも絶妙な軽快感をだして、まさに歌舞伎の味わいがそのまま本になりました。早口言葉の元祖でも知られる「外郎売」。ぜひ、声にだして、練習!?してみてください。
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