部下はなぜ上司の言うことを聞かないのか の商品レビュー
親が持っていた本をもらったので、読んでみました。 内容は、いわゆるアサーションの話が中心。 例、ケーススタディが多めなので、あまり体系化されてはいないかなと思いました(悪いという意味ではありません)。
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著者の大串亜由美氏は、日本HPで長らく人事をやった後、独立された方の様だ。 感想。スッと内容が入ってくる。 備忘録。 ・部下育成のプロセスや経験は無駄になることが一つもありません。 ・部下が、「提案がない、自分から動かない、自分で考えない」と思ったら、自分がその阻害要因になってないかを考える。 ・自分が伝えたいことを、相手が受けとめやすい言葉で届ける。 ・whatじゃなくてwhyで聞く。 ・上手くいかないのはやり方を帰るチャンス。 ・自分を超える部下を育てられなければ評価されない時代が来る。 ・部下と信頼関係を築けていないのなら、自分が先に部下を100%信じること。 ・「こういう部下に育って欲しい」という勝手な理想を押しつけない。部下の個性や強みを尊重する。金太郎飴の組織では弱い。 ・部下と上司間の責任の所在を曖昧にしない。自分に非があれば謝り、部下に非があればそれを「しょうがない、誰にでもあるよ」とせず、しっかり成長の糧にしてもらう。例えば「何か打つ手はある?」 ・ミスは事実ベースで叱る。アグレッシブに叱ると、部下は怒られない方法を考えるようになる。 ・勝ち負けの意識を脱却する。部下に勝っても、なんにも得られない。 ・「若い頃は苦労しろ」ではなく、「これができれば、次はこんな仕事もできるようになる」 ・事実ベースで褒める。関心を持つ。 ・部下の自発的な行動は、まずその意欲を褒める。 ・ホウレンソウしやすい環境を整える。
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