元禄畳奉行秘聞 公儀隠密刺客事件 の商品レビュー
尾張名古屋に、今のYahooのニュースのように、色々な分野から、起こったことなどを記した朝日文左衛門。 「鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)」として書き続けてきたと、この本の初めに書かれている。 他の時代小説でも、このような、毎日の出来事や、身の回りの事、事件の事等を記録している...
尾張名古屋に、今のYahooのニュースのように、色々な分野から、起こったことなどを記した朝日文左衛門。 「鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)」として書き続けてきたと、この本の初めに書かれている。 他の時代小説でも、このような、毎日の出来事や、身の回りの事、事件の事等を記録しているのを読んだ事がある。 文左衛門の26年以上にわたる記録(日記)は、筆まめ以上に、執筆家であったと、思う。 五代将軍綱吉の時代から 八代将軍吉宗にかけて、、書かれている。 江戸、京都、大阪の物語りは、多いが、名古屋を基点に描かれている。 初めから、文左衛門が、父になる所から話が始まり、 柳生新陰流の太刀裁きの話へと発展していく。 江戸の柳生新陰流は、、、 お世継ぎの無い綱吉を巡っては、尾張へ隠密が潜入しているかもと、、、、 最後に伯父の善右衛門に助けられるのだが、江戸柳生との闘いで、刺客の頭領格と、相打ちになってしまう。 さてさて。次は柳沢吉保が、登場してくるのだろうか? 少し、家系図が無いと、分かりづらい所を、前後に、系図を掲載していていたので、これを見ながら、読み進んだ。
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第三弾 五代将軍綱吉の後継をめぐる陰謀に、否応なしに巻き込まれていく主人公たち、設定がこれまでになく、面白い
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