ガンダーラ美術にみる ブッダの生涯 の商品レビュー
紀元前6世紀から紀元後11世紀ころまで現在のパキスタン北部およびアフガニスタン東部に存在していたガンダーラ王国は、仏教美術を多数残していることでも有名です。しかも多くが石彫りということで、年月は経ていてもかなり原形をとどめているものがおおいのが特長です。本書ではガンダーラ美術(石...
紀元前6世紀から紀元後11世紀ころまで現在のパキスタン北部およびアフガニスタン東部に存在していたガンダーラ王国は、仏教美術を多数残していることでも有名です。しかも多くが石彫りということで、年月は経ていてもかなり原形をとどめているものがおおいのが特長です。本書ではガンダーラ美術(石の浮き彫り)を中心に、ブッダのストーリーに沿って各場面をあらわしていると思われる作品を写真入りで紹介しています。仏伝を文字だけで読んでもなかなかイメージがわかないところもありますが、本書を片手に仏伝を読むと理解が深まります。悪魔(マーラ)をどういう姿で表現しているか、など勉強になりました。
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