クラシックの名曲解剖 の商品レビュー
演奏家じゃない素人が読む名曲の解説本としては最高だな。さすが「名曲探偵アマデウス」の監修者・野本由紀夫さん! 名曲が名曲たる所以を曲自体を基に分かりやすく解説してくれている。曲の背景や関連事項の解説も怠りない。CDもついてるぞ。アマデウス、またやってくれないかなあ。
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愛唱歌「家路」として知られる、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」の2楽章。なぜあんなに切なくノスタルジーを感じるのだろう。それは「ヨナ抜き」音階で作られたメロディだからである。「ヨナ抜き」とは音階の4(ヨ)番目「ファ」と7(ナ)番目「シ」を使わないこと。日本の演歌や「か~ら~す~なぜ泣くの~」「ほ~た~るのひ~か~り~」などもそう。そんな名曲に秘められた謎を紹介された本。紹介したこと山ほどあるけどネタバレになるので。このへんで終了。
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