介護労働を生きる の商品レビュー
公務員ヘルパーから派遣のヘルパーに転身し、様々な介護現場を見てきた著者が「介護労働者の人権」を軸に日本の介護の問題点を論じている。介護士の労働条件の悪さをあらめて認識すると同時に、その背景にある構造的な問題にも目を向けさせられた。 やや左寄りの雰囲気があるけど、こういった本を...
公務員ヘルパーから派遣のヘルパーに転身し、様々な介護現場を見てきた著者が「介護労働者の人権」を軸に日本の介護の問題点を論じている。介護士の労働条件の悪さをあらめて認識すると同時に、その背景にある構造的な問題にも目を向けさせられた。 やや左寄りの雰囲気があるけど、こういった本を読むのもたまには悪くないかなと思う。
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筆者は介護保険制度が始まる以前から20年以上も介護の最前線で戦ってきた方です。本書では、今までの経験や現場の方へのインタビューを通じて、現在の介護労働の在り方を痛烈に批判しています。 多少感情的な文章になってしまったり、話が横道にそれてしまって「?」となってしまうこともありますが...
筆者は介護保険制度が始まる以前から20年以上も介護の最前線で戦ってきた方です。本書では、今までの経験や現場の方へのインタビューを通じて、現在の介護労働の在り方を痛烈に批判しています。 多少感情的な文章になってしまったり、話が横道にそれてしまって「?」となってしまうこともありますが、この仕事の重要性を認識して誇りを持って欲しいという筆者の思い(=「愛」)がひしひしと伝わってきました。
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