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ベニシアの京都里山暮らし の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2023/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イギリスの貴族の令嬢であった著者は放浪の旅へ出てインド ハリドワールで瞑想の師を訪ねさらに旅を続け日本に根を下ろす。母親からは勘当され英語教師として生計を立てながら、日本人男性と結婚して家庭を作り子育てをするとともにガーディニングを大原で始める。 自然に根ざした暮らしを営む。錬金術により蒸留技術が生まれ、ラベンダーは「洗う」というラテン語から来ていたりローズマリーはイギリスの結婚式で恋人への忠誠の証であるとともに「海の霧」、マリアを守った海に由来するなど豊かな逸話が興味深い。 自らの道を信じて歩いた美しい人生の記録。

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2023/03/17

シソは不眠症にも効果あるのか。今年はしそのジュースを作ってみようかな。 一年分のカモミールティーを作れるくらい大量のカモミールを育てるのは家では無理だけど、植木鉢一つ分くらいのカモミールは育てられるかも。 質素だけどとても贅沢。世界人口が80億人を突破した現在では、こんなスロ...

シソは不眠症にも効果あるのか。今年はしそのジュースを作ってみようかな。 一年分のカモミールティーを作れるくらい大量のカモミールを育てるのは家では無理だけど、植木鉢一つ分くらいのカモミールは育てられるかも。 質素だけどとても贅沢。世界人口が80億人を突破した現在では、こんなスローライフでは世界の飢餓には太刀打ちできないだろうし、ある意味とても利己的とも言える生活だ。でも心を動かされる美しさがある。

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2021/06/07

途中まではハーブ育てたくなるエッセイ(コラム?)。 けど口絵の実家の写真と中に出てくる「義父がアメリカンブリティッシュタバコの遺産持ち」(一族なのかな?)というスーパーセレブっぷりに何もかも吹き飛ばされた。 人生何があるかわからんな。

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2020/10/27

半身浴のお供に。 スローライフ?丁寧な暮らし?コロナで忙しい生活からかなりペースダウンした時期もあったけれど、意外と時間がただあっても精神的バランスを保つのが難しいことに気付いたり、それとこれ(豊かな生活)とは別みたい。 2020.10.27

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2019/07/05

ベニシアさんの生活スタイルが好きで、手に取った本。 自然に対する姿勢や人生への向き合い方など、すごく私の理想とする形で、いちいち納得できるんだけど、いざ実践となると、なかなか出来なくて。 あの好奇心と意志の強さ、勤勉さを少しでも見習いたい。

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2016/02/18

ベニシアさんのエッセイ集。NHKの番組はほんの少ししか見たことがなかったので、どんな方なのか、よく知ることができました。 まさに波乱万丈の人生を歩んでこられた方でした。それを踏まえて、今の大原の生活に憧れる人がたくさんいるのもうなずけます。

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2015/10/11

大好きで憧れのベニシアさんの本。 大原の家の話や、苦労した話も載っている。 ベニシアさんが丁寧に暮らしているのが、よく分かる1冊だ。

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2015/09/16

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA90316297

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2012/11/19

憧れる気持ちはあるけど難しいなーとも思う。20年後ぐらいにこんな感じで暮らしてみたいものです。梨木さんの西の魔女みたいな(失礼かな)

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2012/10/20

とても良い本でした。 NHKの番組で暮らしぶりを見て、何てあったかい感じの素敵な人なんだろうと思っていたけど、生い立ちや半生についてこの本で初めて知った。 貴族の出身なのですね。 いやいやいやいや… 貴族制度に疑問を持ち、60年代カルチャーの中で青春時代を過ごし、物質よりも心の...

とても良い本でした。 NHKの番組で暮らしぶりを見て、何てあったかい感じの素敵な人なんだろうと思っていたけど、生い立ちや半生についてこの本で初めて知った。 貴族の出身なのですね。 いやいやいやいや… 貴族制度に疑問を持ち、60年代カルチャーの中で青春時代を過ごし、物質よりも心の豊かさを大事にする生き方を志向するようになったのですねえ。知らなかった。 20歳でインドへ(多くの西洋人の意識が東洋に向いた時代)、そして日本へ。 ハーブの効用・歴史、愛について、食べ物のこと、自然のこと…やわらかい文章の中に、思いがたくさん詰まっている。 ハーブ利用法については即生活に取り入れられそう。不眠対策のくだりとか。 思い立ったらすぐに実行に移す行動力もすごい。 「プラスチック容器について知らなかったこと」では、ビスフェノールAを含むプラスチック容器から、この化学物質が食物や水に染み出すことを知ると、家の食器はもちろん、冷蔵庫に入っていたプラスチック容器に入れていた食品はガラスやホウロウ容器に入れ替えます。 「ビスフェノールAの安全性、危険性について未だよく分かっていないところが多いようですが、先にも書いたようにアメリカ厚生省は『人間の健康への悪影響が否定できない』と結論付けています。『ビスフェノールAは大丈夫だ、安全だといわれて信用していたのに、後でそれが否決された……』というような事態になっても、悲しむことのないように。私は今自分でやれると判断したことは、行動に移すことにしています。」 これを読み、ああベニシアさん、原発についてどうお考えでしょうか!と思ってしまった。 合成洗剤ではなく石けんを使うというのも、同じ。 「基本的に水と油は混ざらない性質のものですが、その二つをなじませる働きがある物質の総称を界面活性剤というそうです。石けん、合成洗剤のどちらも界面活性剤として働き、汚れを落としてくれます。石けんとは植物油や動物油脂から作られる界面活性剤です。一方、合成洗剤は石油から合成して作られる界面活性剤です。つまり、石けんと合成洗剤の違いは、粉末、固形、ペーストといった形状の違いではなく、界面活性剤となる材料と製造法に大きな違いがあります。」 合成洗剤の安全性は不確定で、石けんの廃液が微生物によって分解されるのに対し、合成洗剤の廃液は分解されず残留する--。 やっぱり石けんっていいね。手が荒れず、安全で、環境に悪影響を及ぼさない。 洗剤は嫌だ、と改めて思ったのでした。

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