まんが クラスメイトは外国人 の商品レビュー
漫画3:解説1の比率。解説は見開きで、プラス欄外注釈まで付いてるから、読書量としては1:1か、解説の方がもっと上、くらい。要は漫画ってイメージがあまり持てないってことなんだけど、まあでも、漫画だけを拾い読みすれば良い訳で、本書も十分に子供向け。外国人について色んな切り口が描かれて...
漫画3:解説1の比率。解説は見開きで、プラス欄外注釈まで付いてるから、読書量としては1:1か、解説の方がもっと上、くらい。要は漫画ってイメージがあまり持てないってことなんだけど、まあでも、漫画だけを拾い読みすれば良い訳で、本書も十分に子供向け。外国人について色んな切り口が描かれていて、大人にとっても、いまいちど自分に問い質す良い機会となる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
目次 第1話 ディエゴの物語~海をこえてきた転校生 ◆この本を読むみなさんへ 第2話 ユヘの物語~私が日本で生まれた理由 第3話 ナミの物語~おばあちゃんと中国 第4話 リカルドの物語~沖縄とボリビアのあいだで 第5話 フォンの物語~ベトナムからの小さな船 第6話 ネブローズの物語~ふるさとには帰れない 第7話 武来杏の物語~やっと一緒に暮らせる 第8話 カルロスの物語~ぼくたちの日本語教室 第9話 ビアンカの物語~学校に行きたい 第10話 ジョシーの物語~日本にいさせて 第11話 ソフィーラの物語~お母さんと話しができない! 第12話 アンドレの物語~高校進学の壁 第13話 タオの体験~外人といわないで 第14話 栄子の物語~震災で起こったこと 第15話 アリの物語~増えてるの? 外国人犯罪 第16話 スンジャの物語~ひとさし指の自由 第17話 アレックスの物語~ぼくたちの進路は? 第18話 美里の物語~私のほんとうの名前 第19話 リリアンの体験~私の生き方 第20話 だいき&こうたの物語~ジュワニと友だちになれてよかった ◆この本のテーマと内容 あとがき マンガで外国人の子どもが置かれている状況を物語調で示し、その後統計データや法律、新聞記事などで詳しく説明がなされます。 少々の知識があれば、説明を先に読み、その後マンガを読むほうが、具体例として整理するのに良いかも。
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まだ、こんなことがあるんですね…… 当事者(外国籍の女性)が読んだ感想です。日本における外国につながる子どもへの支援の遅れといじめの実態が、当事者たちにこそ伝わるよう、丁寧に作られた良本です。大半は漫画で、漢字にはカナがふってありますので、小学生や漢字が苦手な方にもおすすめです...
まだ、こんなことがあるんですね…… 当事者(外国籍の女性)が読んだ感想です。日本における外国につながる子どもへの支援の遅れといじめの実態が、当事者たちにこそ伝わるよう、丁寧に作られた良本です。大半は漫画で、漢字にはカナがふってありますので、小学生や漢字が苦手な方にもおすすめです。 これを読んだら『にほんでいきる』もぜひ手に取ってみてください。
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「日本で暮らす外国人」といっても様々な理由で日本に来ていて、暮らしており、日本語や日本文化へのなじみの濃淡もまちまちで、ちょうど地域に暮らす外国人親子向けのサークルを運営している身としては勉強になった。
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著者の心意気を感じる、とても丁寧に書かれている本。日本で暮らす外国籍のこどもたちの背景は多種多様であると感じ、彼らに実際出会う機会の前に、ぜひ知っておきたい内容だった。
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外国にルーツを持つ子ども達の生活をマンガで紹介した後で解説のページが付いている.朝鮮,満州,フィリピン,中国,琉球,ボリビア…歴史と地理も組み合わせて理解したくなる.
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文化の違いを受け入れる広い心、というのは、結構経験によるんじゃないかとも思う。 人にもよるだろうけど。 受け入れていきたいな、と思う。
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在日、中国残留孤児(わたしの子どもの頃はしょっちゅう新聞に載っていたけれど、いまは遠い話で子どもも知らないかも)、南米移民、難民…マンガによるエピソード+解説のページで、様々な事情で日本に暮らしている外国人のこどもの状況、気持ちや成長、言葉の習得、日本での生活の上での問題、外国人...
在日、中国残留孤児(わたしの子どもの頃はしょっちゅう新聞に載っていたけれど、いまは遠い話で子どもも知らないかも)、南米移民、難民…マンガによるエピソード+解説のページで、様々な事情で日本に暮らしている外国人のこどもの状況、気持ちや成長、言葉の習得、日本での生活の上での問題、外国人に関わる制度の課題を知ることができる。学校図書室にはかならずあってほしいし、クラスに一冊、一家に一冊、ぜひみんなでシェアしたい内容。 ハーフの日本人のように言葉やアイデンティティの面で外国人と地続きの問題を抱えている存在もとりあげられていたらさらによかったけれど、まずは読んでみて、とみんなにすすめたい。
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カテゴリ:図書館企画展示 2015年度第1回図書館企画展示 「大学生に読んでほしい本」 第1弾! 本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。 岩田一成准教授(日本語日本文学科)からのおすすめ図書を展示しました。 開...
カテゴリ:図書館企画展示 2015年度第1回図書館企画展示 「大学生に読んでほしい本」 第1弾! 本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。 岩田一成准教授(日本語日本文学科)からのおすすめ図書を展示しました。 開催期間:2015年4月8日(水) ~ 2015年6月13日(土) 開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース 日本の学校はどんどん多国籍化しています。在日外国人は、英語を話す欧米人ばかりではありません。本当のグローバル人材とは、いろいろな国の人と柔軟にお付き合いができる人のことです。まずはその第一歩として相手のことを理解してみませんか?この本はオススメです。
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母が留学生と関わる職業をしているため、前々から自宅にあったものです。気が向いたのでなんとなく読んでみました。 在日外国人、戦争難民、不法滞在、肌や言語、就職に対する差別・・・外国人差別を中心に、子供たちをとりまく国際問題について20の物語が解りやすくまとめられていると思います。...
母が留学生と関わる職業をしているため、前々から自宅にあったものです。気が向いたのでなんとなく読んでみました。 在日外国人、戦争難民、不法滞在、肌や言語、就職に対する差別・・・外国人差別を中心に、子供たちをとりまく国際問題について20の物語が解りやすくまとめられていると思います。 問題提起の為の本ですから、ここまで酷い差別は私達の近くにはないかもしれません。でも、もしかしたら気付かないだけで近くにあるのかもしれません。差別って気付かないうちに行っているものって多いですよね。 私達の「あたりまえ」がもしかしたら「間違っている」のかもしれない。 国際問題に関心がある人にはとても参考になる資料になるでしょうし、自分の立ち振る舞いを見直す機会を与えてくれる本だと思います。
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