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農で起業!実践編 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/07/10

外資系半導体メーカーでバリバリ働いていた著者が50歳で脱サラしブドウ農家となり19年目に著した3冊目の著書。 相当具体的、詳細にノウハウを教えてくれていて、農業の楽しさやりがい面白さがリアルに伝わります。聞くとやるとじゃ全然違うだろうけど。全くの素人から始めて、研究と工夫と努力を...

外資系半導体メーカーでバリバリ働いていた著者が50歳で脱サラしブドウ農家となり19年目に著した3冊目の著書。 相当具体的、詳細にノウハウを教えてくれていて、農業の楽しさやりがい面白さがリアルに伝わります。聞くとやるとじゃ全然違うだろうけど。全くの素人から始めて、研究と工夫と努力を積み重ねてここまでやり遂げたバイタリティには頭が下がります。 農業の廃業、承継にまで話は至っているけど、中年から始めるんであればそこまでしっかり考えて計画たてる必要ありますよね。 少々古い本ではありますが、普遍的な内容がいっぱいあります。自分も貸し農園で野菜作り始めて3年。大いに今後の人生の参考になります。

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2018/11/12

外資系企業で鍛えたビジネススキルを存分に農業に投入した経過を示してくれる、実践の書。前著よりもさらに詳しく、肥料設計やその他の計測、計算、計画について実施したことを開示してくれている。さらには、引退戦略まであり、至れり尽くせりである。

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2015/10/10

著者は大変頭の回転の良い人だと思う。 書かれてることの全ては理解できなかったし、前提として知っているだろう?ということも多い。 それでも刺激を受ける内容になっていると思う。 生粋の農家さんよりもは、こういったひとのほうが、人に伝えるという点で執筆しやすいんだろう。

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2011/10/20

小規模経営のバイブル。安心ゆとり利益 就農して20年になる著者が不況知らずの農業を 楽しみながら、ずっと続けて利益を出す秘訣を公 開。経営のハイパーフォーマンス化を実行して、 ローリスクハイリターンの小さくて強い農業を作 りだす。 著者は、外資系サラリーマンであった...

小規模経営のバイブル。安心ゆとり利益 就農して20年になる著者が不況知らずの農業を 楽しみながら、ずっと続けて利益を出す秘訣を公 開。経営のハイパーフォーマンス化を実行して、 ローリスクハイリターンの小さくて強い農業を作 りだす。 著者は、外資系サラリーマンであったが、49歳 の時に退職し就農した。 本書は、3冊目の著書であり、本書では責任ある 引退までの計画が書かれている。 著者の取り組み方には、目から鱗の感が強く、経 営感覚は鋭い。必然的に、現代の多数派を占める 農業(関係者)に対する批判の書となっている。 著者のスタンスは、自分で勉強しろという感じな ので、マニュアル本や教科書の様に丁寧な内容で はないので、即効性は無いが、刺激を受ける本と してお勧めである。

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2011/08/12

・脱サラして農業で成功した杉山氏 ・頭を使って効率化を図れば、自給3,000円、週休4日の自由な生活が得られる。とのこと。 以下要点まとめ ・農業は究極の自営業。サラリーマンは安定した身分ではない。 ・生活を自由に管理することのできる職業。自分都合経営。 ・1990年2月2...

・脱サラして農業で成功した杉山氏 ・頭を使って効率化を図れば、自給3,000円、週休4日の自由な生活が得られる。とのこと。 以下要点まとめ ・農業は究極の自営業。サラリーマンは安定した身分ではない。 ・生活を自由に管理することのできる職業。自分都合経営。 ・1990年2月21日 バブル崩壊。サラリーマンの地位は地に落ちた。 ・最強の「最適化経営」「小さい経営」 ・就農前の準備(シミュレーション)が成功を決める ・ぶどうなど6種類の作物を152アールで育てて650万円の粗収入が得られる。  年間総労働時間は3045時間(内、ぶどう1360時間)  直接経費150万円、間接経費100万円 差し引き400万円の利益。p37 ・RONAは8%と超高回収率。 ・失敗は学ぶチャンスだから絶対にデータを取らなくてはならない。 ・従来型農業では、農家の手取りは25%、残りは流通と小売に。  ⇒直販が有利。 ・労働時間の管理 「3・3・2ガイドライン」 p58

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2009/10/07

 このシリーズの最新作(2009年6月時点)。この本では、農業をきちんと廃業、または後継者に託していく取り組みが書かれてある。  この本の著者である杉山さんは、75歳で廃業と考え、それに向けて大胆に栽培面積、作業しやすいように栽培作物を変更していく。就農して25年で「栄枯盛衰」...

 このシリーズの最新作(2009年6月時点)。この本では、農業をきちんと廃業、または後継者に託していく取り組みが書かれてある。  この本の著者である杉山さんは、75歳で廃業と考え、それに向けて大胆に栽培面積、作業しやすいように栽培作物を変更していく。就農して25年で「栄枯盛衰」を一通り通り過ぎるのである。その流れは、起承転結しており、経営方針も明確で分かりやすく。一人の農業経営者として、人としてすばらしい人生だと思える。  忙しく、競争だらけの外資系社会からの離脱しただけあって、実にすばらしい農業経営であるとともに、農業人生設計である。  ただ、農業の世界、杉山さんのような人たちだけで、国民全員の食生活が満たされるかというと、そこには疑問が残るし、それと共に、現状農業に携わっている生産者にも、少しは杉山さんのような考えを持ってもらいたいとも思う。

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