まほろば の商品レビュー
芝居も面白かったが、戯曲はもっと面白い。四世代にわたる女たちの「産む」ことを巡るドラマ。会話が抜群で大笑いした、特に祖母のタマエとひ孫世代のマサがいい。登場人物ひとりひとりが、大地から立ち上がって自分だけの言葉を話しているような、何者にも代えられない存在感がある。
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娘に婿を取らせたい母 恋人と別れて妊娠して帰ってきたアラフォーの長女 シングルマザーの次女 近所のませた少女 おおらかな祖母 女たちの言い合いが面白い!
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2013年7月28日に開催された、第7回ビブリオバトルinいこまで発表された本です。 テーマは「夏休み」。
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この戯曲には女性しか出てこない。10代~70代までの6人の女性。 その世代の違う女性たちが、閉経やら妊娠やらお家の存続やらを、うんだらかんだら言い争う物語だった。 でも、このうち5人は家族で、1人他所の娘が混じってるんだけど、その他所の娘が混じってる意味がわからん。意味なんてない...
この戯曲には女性しか出てこない。10代~70代までの6人の女性。 その世代の違う女性たちが、閉経やら妊娠やらお家の存続やらを、うんだらかんだら言い争う物語だった。 でも、このうち5人は家族で、1人他所の娘が混じってるんだけど、その他所の娘が混じってる意味がわからん。意味なんてないのかもしれないけど、そういう一つ一つ気になる所(他には正文さんとか)を、全部流しているような気が読後にして、匂わせている所は別としても、あれは?これは?が頭に浮かびまくってスッキリしなかった。 あとがきにて著者は「言葉での闘い」を芝居でやりたかったと言っている。 「情感や雰囲気に流されず言葉で闘う」 そのぶつかり合いが「まほろば」だと。 でもやっぱり瑣末な所流してるよね?
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