お茶が熱くてのめません の商品レビュー
切っても切れない縁で結ばれているお話ではあるものの、後味の悪さは全くなく、軽妙でさっぱりとした読後感。 男女の間に生まれる絶妙な心のゆらぎの描き方が良かった。
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友達からの頂戴本。相変わらずコッテコテの大阪弁本。私は関西出身なので馴染みがあるが、他地方の人は読み易いのだろうか。ストーリーは、別れた後にも連絡を取り合う男女の短編集なのだが....その時点でもう私は「ズルズルとなにやっとんねん」と思ったので、この本のコンセプトとは大きく離れた...
友達からの頂戴本。相変わらずコッテコテの大阪弁本。私は関西出身なので馴染みがあるが、他地方の人は読み易いのだろうか。ストーリーは、別れた後にも連絡を取り合う男女の短編集なのだが....その時点でもう私は「ズルズルとなにやっとんねん」と思ったので、この本のコンセプトとは大きく離れた読者になってしまった。また、出てくる男のロクデナシぶりが半端じゃなくて!大阪弁の掛け合いなどは風情があっていいけれど、この本は心の広い関西人の読者なら「こういう関係もオツでっしゃろ」と思えるのかなあ?
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関西弁が生々しく聞こえ(自分が関西人だからか) 初めは抵抗があった。 次第に、ストーリーにはまりこんでいって そうそう女ってこうだなとか実感したり あとがきさえも、面白く読んでしまった。 ただ、自分はまだそこまで思い切れなかったりきっと意地を張ってしまう だろうと登場人物と自分を...
関西弁が生々しく聞こえ(自分が関西人だからか) 初めは抵抗があった。 次第に、ストーリーにはまりこんでいって そうそう女ってこうだなとか実感したり あとがきさえも、面白く読んでしまった。 ただ、自分はまだそこまで思い切れなかったりきっと意地を張ってしまう だろうと登場人物と自分を比べて若干の距離を感じたのは 経験の浅さからなのだろうか。
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男がバカなのか、女がバカなのか、お互いがくっつくから両方がバカなのか。。。わかっちゃいるけど!!がよく伝わる共感ストーリー。
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初めての田辺聖子。 2編くらいまで、男女の腐れ縁の関係がイライラしましたが、まあ現実はこんなこともあるよなぁと思いました。関西弁のリズムが心地よかったです。
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元恋人同士、元夫婦などなど別れたあとも何かとゆるやかに関係が続く男女、それぞれが抱く感情を描いた5つの話。巻末の著者インタビューが「さすが、お聖さん!」と言わんばかりの内容で、これだけでも一読の価値あり。とある一編の中に出てきた「禁男症状」という言葉の響きとそこに含まれる意味に妙...
元恋人同士、元夫婦などなど別れたあとも何かとゆるやかに関係が続く男女、それぞれが抱く感情を描いた5つの話。巻末の著者インタビューが「さすが、お聖さん!」と言わんばかりの内容で、これだけでも一読の価値あり。とある一編の中に出てきた「禁男症状」という言葉の響きとそこに含まれる意味に妙にドキドキしてしまいました。会話が関西弁のせいかもしれないけれど、恋愛ベースの話なのに妙にカラリとしていたのは、みんなが大人なせいなのか。時事ネタ?と無理やり絡めるのであれば、これを読んだ翌日くらいに梨花が復活愛を経て結婚、という報道がされたのがやたらタイミング良く、読んでたものとのリンク具合に目は丸くなるばかりで。
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このシリーズの装丁がほんとにかわいい。表題作は前に他の短編集で読んだけれど、やはり別れた男女のなんともいえない感じがあってよい。他の作品もおかしみがよいと思う。
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ユニークなタイトルに惹かれて読んだ短編小説。 なるほど、そういうのってある。 以前購入して読んだのに、気づかずにまた購入。
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うーん、、、 面白いとか言う前にとことん相性が合わない本でした。全部関西弁で、そこも妙にひっかかるし。 田辺聖子はもう読まない。
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