現職警官「裏金」内部告発 の商品レビュー
本当にこんな事があるのでしょうか? 不正を正す人たちが 組織全体で行っていたとは驚きでした。 そして その組織全体に対して 心を曲げず貫くのは大変な事だったと思います。 最終的に 告発に至りましたが 出逢いがなければ 告発せずに定年になっていたかも知れないと思うと 人との出会いの...
本当にこんな事があるのでしょうか? 不正を正す人たちが 組織全体で行っていたとは驚きでした。 そして その組織全体に対して 心を曲げず貫くのは大変な事だったと思います。 最終的に 告発に至りましたが 出逢いがなければ 告発せずに定年になっていたかも知れないと思うと 人との出会いの不思議さも感じる内容でした。 こういう不正を正す人が 逆におとしめられてしまう事がないような世の中になって欲しいです。
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元愛媛県警巡査部長である著者のノンフィクション。24歳で巡査部長昇任試験に合格するも、警察の裏金作りのための「ニセ領収書」を書く事を拒否し続け、その後1度も昇進することなく定年まで勤め上げた。警察内部の腐りきった体質や報復人事、長男の起こした殺人事件、最愛の妻の死などを、組織の悪...
元愛媛県警巡査部長である著者のノンフィクション。24歳で巡査部長昇任試験に合格するも、警察の裏金作りのための「ニセ領収書」を書く事を拒否し続け、その後1度も昇進することなく定年まで勤め上げた。警察内部の腐りきった体質や報復人事、長男の起こした殺人事件、最愛の妻の死などを、組織の悪習に屈しない正義感を胸に赤裸々に綴っている。本書に書かれてある全てが真実であるかを知る術はないが、警察全体に対する不信感と、それでもまだ捨てたモンじゃないという期待感が増幅して、何ともやるせない気持ちになった。
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