普通のひと の商品レビュー
■あらすじ■ ”コンビニでかうおにぎりは赤飯に決めている。それが花島光也のマイ・ルールだ。”その日も何の迷いもなく赤飯を買うはずだったのだが、残り一つの赤飯に手を伸ばしたのは二人……それを譲ってくれたのは偶然にも再就職した出版社の営業・的場だったのだ。あのときの親切な印象はどこへ...
■あらすじ■ ”コンビニでかうおにぎりは赤飯に決めている。それが花島光也のマイ・ルールだ。”その日も何の迷いもなく赤飯を買うはずだったのだが、残り一つの赤飯に手を伸ばしたのは二人……それを譲ってくれたのは偶然にも再就職した出版社の営業・的場だったのだ。あのときの親切な印象はどこへやら、何かと光也に対して厳しい態度を取るが、厳しさから覗かせる温かさに次第と懐く光也。光也の見ていて気持ちよい仕事ぶりと、時たま見せる見た目のとのギャップに目が離せなくなる的場。二人が『普通』に疑問を持ってしまった時……「普通って、なんですか?!」 ■感想■ 何もかもとは言わずとも、ある程度自分は『普通』だと認識していた二人が、出逢ってしまって『普通』という言葉に振り回され、自分の『異変』に恐れ、揺れ動く気持ちが痛いほどに伝わってくる作品です。 実はクリスタル文庫版しか読んでなかったんですが、いつの間にかノベルズ版が出ていたとは…。こちらには書き下ろし『普通のオジサン』も収録されているとの事ですので、近々ゲットせねばと思っております。 ■挿絵■木下 けい子
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「普通」ってなんだろうって話。 男が男を好きになることは「普通」じゃないのかもしれないけど、人を好きになるってことは「普通」のことなわけで。 少女マンガとかによくありがちな容姿端麗頭脳明晰高身長に高収入、資産家の跡取みたいな人じゃなく、どちらもよくいるサラリーマンの「普通」の男。...
「普通」ってなんだろうって話。 男が男を好きになることは「普通」じゃないのかもしれないけど、人を好きになるってことは「普通」のことなわけで。 少女マンガとかによくありがちな容姿端麗頭脳明晰高身長に高収入、資産家の跡取みたいな人じゃなく、どちらもよくいるサラリーマンの「普通」の男。そのふたりが「普通」に恋愛に悩み、割とたんたんと話は進んでいく。そんな過程も「普通」でいいんじゃない? buy 09/06/20 read 09/06/22
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5/25 買えた!けど読めてないです 予想以上に分厚かった。 5/29 読みました。 これ、主人公達の年齢高くない方が違和感ないように思うんですが。 受け攻め共に、せめて21〜25歳くらいなら何とか納得出来たのに…! 絵のイメージから入ると、「ん?」となります。 表題作はじわじ...
5/25 買えた!けど読めてないです 予想以上に分厚かった。 5/29 読みました。 これ、主人公達の年齢高くない方が違和感ないように思うんですが。 受け攻め共に、せめて21〜25歳くらいなら何とか納得出来たのに…! 絵のイメージから入ると、「ん?」となります。 表題作はじわじわ進む感じ、気付いたら恋になっていた、という雰囲気が結構というか、かなり!好きだったんですが、 後半、二人がくっついたあとは、よくある話に転がった、という印象です。 本当に転がる感じ。展開が早い早い。 前半のそのままのペースで進んで欲しかったなあ。 出版社やデザイン会社の知識とかは「へー」と思えて面白かったです。 あと扉絵の二人は可愛かった
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【あらすじ】コンビニのおにぎりなら『赤飯』。それがマイルールの花島光也は、ある夜、最後のひとつの赤飯おにぎりを見知らぬ男から譲ってもらった。『お洒落』よりも『誠実』という表現が似合う、でも、どこにでもいるような男だ。数日後、編集経験があると偽って入った出版社で光也はその男、的場宗...
【あらすじ】コンビニのおにぎりなら『赤飯』。それがマイルールの花島光也は、ある夜、最後のひとつの赤飯おにぎりを見知らぬ男から譲ってもらった。『お洒落』よりも『誠実』という表現が似合う、でも、どこにでもいるような男だ。数日後、編集経験があると偽って入った出版社で光也はその男、的場宗憲と再会するのだが!?普通に生きてきたはずが、恋した相手が同性だったら?臆病な大人たちに贈る、思わず恋がしたくなる物語!『普通の男』『普通の恋』に書き下ろし『普通のオジサン』も収録。
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