メニメニハート の商品レビュー
小学生の時表紙のあまりの可愛さに借りたけど結構長くて読み切れなくて大人になって再読、サギノもマジ子もそれぞれにいいところがあって唯一無二の可愛さなんだ、こんな2人に振り回される景くん大変だけど幸せだろな………
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この本のおすすめポイントは美人でウソだらけの女の子とマジメすぎてこわい女の子が入れ替わってしまうことです。また、2人の生き方も注目です。とても心があたたまる本です。
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中身入れ替わりタイプの物語はいろいろあるけど、これは、正反対の性格の女子二人が、ある事件をきっかけにお互いが少しずつ入れ替わってゆくタイプ。いっぺんに入れ替わると戸惑いが先に立つけど、少しずつ入れ替わることで比較的スムーズに相手の立場が理解できるところがミソ、かなあ。あと面白いの...
中身入れ替わりタイプの物語はいろいろあるけど、これは、正反対の性格の女子二人が、ある事件をきっかけにお互いが少しずつ入れ替わってゆくタイプ。いっぺんに入れ替わると戸惑いが先に立つけど、少しずつ入れ替わることで比較的スムーズに相手の立場が理解できるところがミソ、かなあ。あと面白いのは、癖の強い主人公二人の間に男子一人を挟み込ませて、微妙な三角関係を作っている所。本人たちは隣同士に住んでいるせいもあって「家族」だと認識しているところがなんとも微笑ましい。こういう関係って、思春期手前のほんの一時期しか成り立たないんだよね。
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面白かった。一気に読んでしまった。 対照的な性格のマジ子とサギノ、そしてなんとも好感の持てる主人公コクニ君の3人の友情の物語。 反発しあうマジ子とサギノのお互いのハートが入れ替わり、 だんだんにお互いを理解していく。 「私はみんなに好かれてる」もそうだが、異なる価値観、人を理解すること、わかりあうことについて描かれている。 テーマは深いのに、話しはコミカルで子供にも面白く読めると思う。すごい。 令丈さんの文章は端正で読みやすい。 読んでいてひっかかる、気になる表現がなくて快適。大阪出身の著者で、大阪弁で書かれている本も良かったけど、メニメニハートは標準語で書かれている。文体を色々使い分けられるのも(プロだから当然なのだろうけど)流石だなあと思う。
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美人でウソだらけのサギノ。委員長で真面目すぎでこわいマジコ。そんな二人のいるマンションに引っ越してきた小国景太(本当はおぐに、だけどコクニと間違われて伝わった) サギノとマジコの仲は悪いが、「呪いの大鏡」の前でぶつかった二人から、ハートが飛び出て、ぼくの前で入れ替わった!すると、なんだか、性格までもが、ちょっと入れ替わってしまったようだ!? さすが、令丈ヒロ子。サギノとマジコの性格も面白いだけでなく、コクニの冷静な観察日記など爆笑もの。中から高学年、女子むき。いや、男子でも面白いと思うけど、この装幀じゃ女子むきでしょう。
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「若女将は一年生」シリーズの作家。 対照的な2人の女の子とおっとりしている男の子のトリオ。楽しめる。同い年の姪にプレゼントしたい本。
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装丁がかわいくて気になっていた作品。 マジメすぎるマジ子と美人でうそつきのサギノの中身と外見が少しずつ入れ替わっていく……。 ベタなストーリーかと思いつつも、会話がとっても現代的なかんじで、会話がとても面白い。 「昭和の男」とよばれる主人公の少年もいい味を出しています。
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正反対の性格を持つ二人の女の子のハートが少しずつ入れ替わっていく。 その狭間でおろおろする男の子。友情!
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