オタナビ(Vol.1) の商品レビュー

文学・エッセイ・詩集

2009/10/04

本自体は80ページほどですぐ読めた。

創刊号なので手探り感は否めないが、オタク系エンタメ総合誌として期待できる内容だった。

本誌の記事にヤマカンこと山本寛監督のインタビューがある。

山本監督といえば「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」、「かんなぎ」の素晴らしいアイドルダンスを作り上げ評価された監督だ。

私が山本監督を初めて見たのはかんなぎまつりだった。

ハルヒに続いてかんなぎも降りるのではないかと散々イジられていたが、途中降板はなかった。

(作中に学生としてゲスト出演し、「ナギ様のお陰で監督としてその域に達しました」と言っている。)

そんな山本監督が語るかんなぎOPについてのコンセプトと作品への考え方はとても参考になった。

京都アニメーションから独立後、フリーを経て設立した制作会社Ordet(オース)は今後が楽しみな会社だ。

次号の発売は未定とのことだが、面白い記事を書くライターが増えて、販売価格が抑えられれば売れると思う。

あと、DVDは本誌とは別企画の映像なので注意したい。

レンタルショーケース選手権は微妙なぬるさが気に入った。

表紙の女の子は初音さんではない。