ムーミン画集 の商品レビュー
ムーミン童話の文庫本2冊とともに、古本屋で買った。 はぁぁぁぁかわいい 線画が洗練されていく様子がよくわかる
Posted by
ムーミンの画集ですね。 作者のトーヴェ・ヤンソンさんの評伝も添えられていて、より身近にムーミンを感じられます。 ムーミンの家族とトーヴェの家族との交差が面白い。意外な秘密話があります。 トーヴェ・ヤンソンさんが女性の方だと写真で初めて知りました。ボーイッシュな髪型で、スナフキン...
ムーミンの画集ですね。 作者のトーヴェ・ヤンソンさんの評伝も添えられていて、より身近にムーミンを感じられます。 ムーミンの家族とトーヴェの家族との交差が面白い。意外な秘密話があります。 トーヴェ・ヤンソンさんが女性の方だと写真で初めて知りました。ボーイッシュな髪型で、スナフキンを思わせます。 トーヴェさんの家族の写真も貴重ですね。 お父さんは彫刻家、お母さんは画家をされているのですが、それぞれムーミンパパとムーミンママのモデルであることはもちろんですが、逸話がムーミンの物語の中に生き生きと描かれているのは、家族を大切にしたトーヴェの想いが伝わります。 お母さんの三人の弟さんたちも、ムーミンパパとスナフキンの中に息づいています。 ムーミンの絵の下に、トーヴェさんの文章が綴られています。ムーミンの魅力の有り様が窺い知れる内容に、わくわくしますね。 例えば、 「『日常的なものにひそむ昂ぶりと、幻想的なものにひそむ安らぎ』、このふたつは、子どもにとってもおとなにとっても、おなじようにたいせつです。わたしたちは、日常においても、わくわくするできごとをたくさん経験します。それらがなかなか眼に入らないのは、たんに慣れっこになっているせいかもしれません」 『日常的なものにひそむ昂ぶりと幻想的なものにひそむ安らぎ』については、巻末のトーヴェさんの『国際アンデルセン賞受賞スピーチ』でも言及されています。 ムーミンの物語の骨格と言えるかもしれません。 改めて、ムーミンを絵画として観賞できてムーミンの物語を楽しめました。 何より、トーヴェ・ヤンソンさんが生まれた時から画家として生きられた物語も知ることができて、良かったです。
Posted by
大きなサイズの挿絵やトーヴェのインタビュー記事を楽しむことができる。なかなかこのサイズのムーミンの絵を見ることはなかったので、とても楽しめた。
Posted by
作者のインタビューで語られる言葉がどれも印象的で、絵はもちろん大好きなのですが、それ以上に読んで良かったと思えました。 カラーの色彩も素晴らしいし、モノクロの奥行き感も良いし、手元に置いておきたい一冊です。大好きです。
Posted by
ムーミン童話の作品からイラストをまとめた画集で、著者へのインタビューの引用や家族写真が掲載されています。 著者が家族と一緒に過ごした幸せな生活の記憶が、ムーミン物語に深く影響を与えたことがわかる1冊です。
Posted by
しみじみ、ゆっくり、ヤンソンさんの世界に浸れます。絵は暗めの色調ながら世界は希望に満ちていて、最後のスピーチにはなるほどと納得。
Posted by
何ヵ月か前に読んだ。黒い体に赤い目のムーミンはやっぱり印象深いです。ムーミンママと林檎のいくつかのパターン絵がとっても可愛かった!色合いといい絵の世界観がやっぱりヤンソンさん凄いです、ムーミン展行きたかったなぁ。。。
Posted by
こんな画集出てるのしらなんだー!!! ヤンソンさんの絵がいっぱい ペン画とか絵具とかボツになったのとか なんとなくふつうに見てたけど、 あらためてヤンソンさん絵すごいうまいな!
Posted by
2009年発表。 原作で使われている絵を中心に、 初版時のものとの比較や、 スケッチ・ラフといった珍しい資料を含め ムーミン童話全9作品から 約144点のイラストレーションと、 インタビューや 文章から抜き出した ヤンソン自身の言葉と家族写真、 他には1966年の 国際...
2009年発表。 原作で使われている絵を中心に、 初版時のものとの比較や、 スケッチ・ラフといった珍しい資料を含め ムーミン童話全9作品から 約144点のイラストレーションと、 インタビューや 文章から抜き出した ヤンソン自身の言葉と家族写真、 他には1966年の 国際アンデルセン賞受賞スピーチによって構成された、 「ムーミン」を絵から読み解く初の画集です。 『ムーミン』、 それは、作家であり画家の トーヴェ・ヤンソンが生み出した、 フィンランドのどこかにある ムーミン谷に住む妖精の名前で、 正式には 『ムーミントロール』と言います。 日本でも 「ねぇムーミン♪」で始まる主題歌と共に何度かアニメ化され、 テレビCMは勿論、 銀行や車、鉄道などのイメージキャラクターに選ばれたりと、 生誕65周年を越えた今もなお 根強い人気を誇っています。 赤と白のエプロンをつけた 優しいムーミンママ、 シルクハットにパイプ姿がトレードマークの 勇敢なムーミンパパ、 ムーミンのガールフレンドの フローレン、 孤独を愛する自由人の スナフキン、 玉ねぎ頭の小さな女の子 リトルミイ、 などキャラがまた それぞれがそれぞれの生き方を貫き 自由で人間味あふれていて、 共感できるんですよね(笑) 原作の挿絵やラフ画、 大判のカラー原画に 初期の貴重なイラストなど 不条理で哲学的で 詩情さえ漂う 不思議な小説の世界観が、 この画集を見れば 充分に味わえます。 トーヴェ・ヤンソンの 児童作家としての 真摯な思いも見えてくるし、 アニメのムーミンしか知らない人にこそ読んで欲しい、 心癒やされる画期的な画集です。
Posted by
トーヴェヤンソンって女性だってのを初めて知った。基本的に挿絵はやたらと暗めのトーンだよね。日本のアニメの色合いとはホント対極。
Posted by
- 1
- 2