諸子百家 の商品レビュー
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[ 内容 ] 春秋戦国時代、諸国をめぐって自らの主張を説いた思想家たち。 彼らの思想は、その後の中国社会の根幹を形づくったのみならず、日本をはじめ東アジアにおいても大きな影響力を持った。 一九九〇年代には大量の古代文献が発掘され、これまで謎とされてきた事柄も解き明かされつつある。 新知見をふまえ、儒家(孔子・孟子)、墨家(墨子)、道家(老子・荘子)、法家(韓非子)、兵家(孫子)などの思想と成立の過程を平易に解説する。 [ 目次 ] 序章 新出土文献の発見と諸子百家 第1章 諸子百家前史-新出土文献の語るもの 第2章 君子とは誰か-孔子の思想 第3章 人間への信頼-孟子の思想 第4章 特異な愛のかたち-墨家の思想 第5章 世界の真実を求めて-道家の思想 第6章 政治の本質とは何か-法家の思想 第7章 戦わずして勝つ-孫子の思想 終章 諸子百家の旅 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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『諸子百家― 儒家・墨家・道家・法家・兵家』(湯浅邦弘、2009年、中公新書) 紀元前の古代中国で活躍した思想家である諸子百家の思想を簡潔にまとめたものである。この数十年の中国における新たな文献の発見により諸子百家研究が進んだそうなのだが、従来の研究と何が異なるのかも解説してい...
『諸子百家― 儒家・墨家・道家・法家・兵家』(湯浅邦弘、2009年、中公新書) 紀元前の古代中国で活躍した思想家である諸子百家の思想を簡潔にまとめたものである。この数十年の中国における新たな文献の発見により諸子百家研究が進んだそうなのだが、従来の研究と何が異なるのかも解説していて、今日の諸子百家研究の現状(それはより真実に近いものとなろう)がうかがい知れると同時に、諸子百家の思想を学ぶことができる。 (2010年12月26日 大学院生)
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レッドクリフ・ブームで、なぜか興味をもって読みました♪ かなりミーハーな動機です。。。 内容は、新書らしく、サーッと紹介されていて、何も知らない僕には、大変読みやすく興味の持てました。
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