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編集者という病い の商品レビュー

3.7

24件のお客様レビュー

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2019/11/05

あらすじ 「顰蹙は金を出してでも買え」「新しく出ていく者が無謀をやらなくて一体何が変わるだろうか」。百人中百人が失敗を予見する中、幻冬舎を創立し、常識破りの戦術で上場企業に押し上げた著者。その根底には文学に対する熱い想いがある。作家、ミュージシャン、演劇家などさまざまなジャンルの...

あらすじ 「顰蹙は金を出してでも買え」「新しく出ていく者が無謀をやらなくて一体何が変わるだろうか」。百人中百人が失敗を予見する中、幻冬舎を創立し、常識破りの戦術で上場企業に押し上げた著者。その根底には文学に対する熱い想いがある。作家、ミュージシャン、演劇家などさまざまなジャンルの表現者との濃密な交流は、まさに終わりなきデスマッチ。痛みのないところに前進はない。精神の格闘家、激闘の記録。

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2019/07/14

やはり見城徹さんは面白い人ですね。 先日読んだ「読書という荒野」が非常に面白かったので著者「見城徹」をもっと知って見たくなって…そして二作目。 まぁ「読書という荒野」と重複する内容が多いですが、それでも読めば著者の骨柄が分かるので本作もとても楽しんで読めました。著者がこれまで関わ...

やはり見城徹さんは面白い人ですね。 先日読んだ「読書という荒野」が非常に面白かったので著者「見城徹」をもっと知って見たくなって…そして二作目。 まぁ「読書という荒野」と重複する内容が多いですが、それでも読めば著者の骨柄が分かるので本作もとても楽しんで読めました。著者がこれまで関わってきた作家、俳優、音楽家たちとのエピソードがどれも凄まじくて、読むほどに興味が湧きました。やっぱり一流と言われる人は何か壊れていたり、どこか普通じゃなかったりするもんなんですね(笑)

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2019/02/04

オリジナリティ、明解さ、極端さ、癒着という売れるものの四つの条件。編集者という仕事の熱量にも圧倒された。 見城氏を突き動かしてきた原動力は、死と老いへの恐怖、劣等感だった。自分が本や歴史に没頭したのは14歳の時の闘病と死への恐怖がきっかけだったことを思い出した。

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2019/01/09

自身へのインタビューや対談とエッセイをまとめて自伝にしたもの 編集者という職業とそこにおいて活躍した実績からくる個性は面白いが わりとそれだけである

Posted byブクログ

2018/06/05

猛烈。圧倒的努力無きところに成功なし。小細工は不要、自分の心が動いた表現者に徹底的に入り込み、「切り結ぶ」ことによってベストセラーを量産してきた。 インタビュー記事などとの重複もありいささか冗長ではあるけれど、見城さんの体温に触れることができる、熱量の高い刺激的な一冊。

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2018/03/22

刺激的な本。熱が出そうなくらい。痛みのないところに前進はない。 そして、小池真理子さんの解説が秀逸すぎる。

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2017/02/01

おすすめされて呼んだけど,めちゃくちゃおもしろいわけではない.若者にとっては知らない登場人物も出てくるし,ある程度年齢がいっている人向けかな.

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2016/03/26

幻冬社社長、見城徹の生き様が凝縮された一冊。暑苦しくも繊細、用意周到に驀進する見城の素晴らしき二面性に、勇気付けられること必至。

Posted byブクログ

2018/03/05

いろいろなところに 書き散らかしたものを 一カ所に集めると 見城徹が でき上がる。 編集者とは そうやって 作者を見ているのかと その視点の 柔らかさと何が中心点なのかをつまみ上げる能力に 驚く。 でも、もちネタが 同じで、言葉も つかいまわされる 感じがあって、年寄りの話を聞...

いろいろなところに 書き散らかしたものを 一カ所に集めると 見城徹が でき上がる。 編集者とは そうやって 作者を見ているのかと その視点の 柔らかさと何が中心点なのかをつまみ上げる能力に 驚く。 でも、もちネタが 同じで、言葉も つかいまわされる 感じがあって、年寄りの話を聞いているような気にもなる。 つまり ネタより先に いいたいことがあるのだね。 尾崎豊の 小鳥のように震える鼓動、と暴虐さをむき出す。 愛してほしいと言う願いが 深すぎる。 坂本龍一と 朝まで飲んだくれて 生活をする。 芸術家なりの 不安な心に苛まされる。 村上龍と テニス三昧をする。 官能の赴くままに 生活する。理論的ではなく 本能的把握力。 中上健次と 文学的な つきあいをする。 石原慎太郎の 共同体に歯向かう姿勢を高く評価する。 ふーむ。 それが、うまい具合にリサイクルされ 再生される。 言葉の切れ味が いいのだが、くり返されると ありがたみがなくなるのですね。 それにしても 見城徹。 そのでき方が なんとなく がむしゃらで 無茶で いいなぁ。そんな風にいきながら 時代を変化させる。

Posted byブクログ

2015/04/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大手が牛耳る出版界で絶対に成功しないと言われた独立、その後五年で五冊のミリオンセラーを叩き出し、上場までさせた幻冬舎社長のインタビュー集。仕事観ではなく、生き様、というか死に様。他者に怯えて、自分に怯えて、死に怯えて、絶望して、這いつくばって、のた打ち回って、死ぬ瞬間、その一瞬の為に生きていると気付いた。100か0に振り切り続け、死に向かう。その過程でこそ”今”と”生”が煌々と輝く。

Posted byブクログ