金色のコルダ2f 追憶のソルフェージュ の商品レビュー
ヴァイオリンのことしか考えてない衛藤くんが、アメリカで友人が出来てから心境の変化があって成長していくさまを描いていたんだろうけど、なんかこう、いまいち伝わってこないというか。後半のぐだぐだ感が……うぅん。
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ヴァイオリン一直線で、上に昇ることにしか興味ない、って感じの桐也が、ジュディとアーロンとの付き合いで色々揺れて行く様が可愛かった。
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入荷・回送先:町田市立木曽山崎図書館 確かに一読して主人公の少年が経てきた「ビルディングスロマンス」ではあることは認めよう。だが、『金色のコルダ』が以前から抱えている「音楽のまち・かわさき」どまりがここでも大きく影を落としている。 そして、石倉が見つめていないとしたら、ポスト9...
入荷・回送先:町田市立木曽山崎図書館 確かに一読して主人公の少年が経てきた「ビルディングスロマンス」ではあることは認めよう。だが、『金色のコルダ』が以前から抱えている「音楽のまち・かわさき」どまりがここでも大きく影を落としている。 そして、石倉が見つめていないとしたら、ポスト9・11のニューヨークシティ(ニューヨーク州ならばまだしも)が想像しきれていない部分にある。拾う必要もないとは石倉は考えていないが、だとしても何かを見落としているようなものを終始感じなくはないと言えるだろうか。 孝夫のおっちゃん(川崎市長・阿部孝夫のこと)に褒められたくはないけれど、ファンには認めてほしいというちょっといびつな認知欲求・承認欲求が顔をのぞかせているのでそれが大きくマイナスにならないことを祈りたいが…評者にはそれが見えてしまうだけに気になってしょうがない。
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